ペニーロイヤルミントのポットあげ 社会園芸学科

2017年07月07日
 投稿者:社会園芸学科2年 S.W.
 ゼミ/授業名:社会園芸実践

恵泉女学園大学の学生が中心となって、多摩センター駅前ピューロランド通りの花壇をデザインから考え、管理・整備を行っています。

6月27日は、花壇のグランドカバーに使用するペニーロイヤルミントのポットあげを行いました。
現在、花壇の周囲には雑草を抑えるために竹チップを敷いています。この竹チップが風の強い日に飛んでしまい、排水口に詰まってしまう、とご指摘をいただきました。そこで、ミントをグランドカバーとして植えることにしました。今回はそのための苗作りをしました。

まず、南野キャンパスに植えられ繁茂していたミントを、有志の学生と教職員で掘り上げて採取しました。恵泉が管理している3箇所の駅前花壇に必要な株数は、約730株。そのための土作りもしました。

次に、社会園芸実践法を受講している学生全員と地域の方々でポットあげを行いました。最初は株数を聞いて時間内に終えることができるか不安でしたが、皆で協力し、730株を越え約950株のミントのポットあげを終了することができました。

この苗は、7月18日に駅前花壇の周囲に植え付ける予定です。

ペニーロイヤルミントをフルーツガーデンから掘り上げる
ポットに植えられたミント達、953株!
ミントのポット上げ作業

恵泉生がタネから育てた花でデザインした「駅前花壇」

担当教員:宮内 泰之

個人の庭から原生林まで、造園学は幅広い緑地空間を研究対象とする分野です。私は主に日本庭園の植栽デザイン、まちのみどり、里山の植物や生態系等をテーマにしています。庭や公園に植物を植え、維持管理していくためには、その植物の性質や本来の姿を知ることが欠かせません。また、植物は昆虫をはじめとする様々な生き物と密接な関係を持って生育しています。そのような植物のあり様を、現地調査を通して明らかにしていきます。

宮内 泰之

担当教員:本多 洋子

優しい花の香りに包まれて・・・幸福感に浸る。傍らに花があるだけで、幸せ。そんな気持ちになりませんか?自然に親しみ、生花、押し花、ドライフラワーと様々な花々の姿を楽しむ方法を取り上げています。  また、生活園芸1ではムギワラギクを栽培し、それをドライフラワーにしたもので壁飾りを作りますが、そのムギワラギクの種は恵泉で育種したものを使っています。

本多 洋子