研究の成果:深谷ゼミ(心理学)の卒業論文 人間環境学科

2010年02月08日
 投稿者:深谷 澄男
 ゼミ/授業名:深谷ゼミ(心理学)

今年度(2009)の深谷ゼミでは7人(S1~S7)が卒業論文を提出しました。
どれも見事な成果なので、ここで紹介しましょう。

S1は韓国からの留学生、S2は中国からの留学生ですので、日本人のS3と組んで、それぞれの国で20/30/40/50歳代の人たちに「過去/現在/未来の自分」をテーマにして自由記述(テキスト)してもらいました。そして、フリーの統計ソフトRを駆使してテキスト分析を試みました。貴な知見が含まれていますので、今夏の教育心理学会で発表させます。

S4とS5は、まず印象形成に関与すると思われる要因を探求しました。続けて別々の技法を使って印象形成の方向を操作して、その過程を表すテキスト分析を試みました。興味深い結果ですので今夏の日本心理学会で発表させます。

S6は、就職活動を始める前の学生(SA)、就職が決まった学生(SB)、就職している先輩(SC)に書いてもらった就職意識に関するテキストを分析しました。劇的に変化してゆく様子を知ることができます。

S7は、私が1年/2年/3年の授業で試みた作文指導の過程に対応するテキストを分析して、表現の質がどのように変化してゆくかを分析しました。S6とS7の結果も示唆に富んでいるのですが、データの数が不十分なので発表は控えます。

いずれにしても、ゼミ生7人が学外の評価に訴えることができる魅力的な卒論を仕上げてくれました。

卒論をポスターで発表します。多くの人が参加ました。

パソコンも使って実験の課題を説明しています。

担当教員:深谷 澄男

心理学の諸問題、とりわけ知覚能力(見て・聞いて・触って分かること)、および言語能力の発達について考えるために、様々な障害を負った子供たちに対する教育的な働きかけの実践活動を続けています。その活動の輪の中に、皆さんが積極的に加わってくださることを期待します。

深谷 澄男