アジアを知ること、自分を見つけること 国際社会学科

2009年12月22日
 投稿者:岩上 彩(国際社会学科4年)
 ゼミ/授業名:国際社会演習

ゼミの特徴としては、何事も全力投球で臨んでいくことだと思います。遊ぶ時に遊び、勉強する時は勉強する。でも、遊ぶ時に力を一番入れるのはヨンチェ先生だったりします。

内容は主に朝鮮半島の戦後の歴史や国家事情について勉強します。個人発表と講義がメインです。指定された本を読み、一章ずつ担当を決めてプレゼンテーションします。先生による講義は通常の授業より詳細で熱気溢れる講義が受けられます。

私の時には2年生では北朝鮮への帰国事業を扱った本を読み、レジュメにまとめて発表しました。3年生になると、前半講義が中心になりました。韓国の近・現代史や問題、北朝鮮の国家事情などなど、朝鮮半島に関係することを学びます。後半はゼミ論を意識した個人発表をし、それぞれ興味のあるテーマを絞って書いていきます。4年生になると、ゼミ論のテーマをさらに飛躍させて卒業論文を書く作業に入ります。前半は論文の書き方について学び、夏休みの合宿までに一通り書き終えます。後半からは先生との1対1の修正作業を繰り返し、論文完成を目指します。

ここまで聞くと真面目で堅苦しいゼミと思われると思いますが、けしてそんなことありません。先生やゼミ生を見ていると、勉強より遊びが大好きな人達ばかりです。

合宿で海に行けば、先生がどこからかビーチボールとパラソルを借りてきました。そこからビーチバレー大会が始まり、大はしゃぎしました。日焼け対策をしていなかったので皆で仲良くこんがり焼けました!飲み会での出席率は授業より高く、先生を苦笑いさせるほどです。美味しい韓国料理屋に連れていってもらいました。最近ではゼミもお茶会になる時もあります。いろんなハプニングが起きるので、ちょっとしたドキドキがあります。

ヨンチェ先生は何事も全力で取り組む人であると思います。授業で真面目な印象を受けるのも、遊びが大好きな印象を受けるのも何事も全力で取り組んでいらっしゃるからだと思います。だからこそ、自分も全力で卒業論文に取り組んで書き上げることが出来ました。

韓国が好きな人だけではなく、何かに一生懸命に取り組んでみたい人にぜひお勧めしたいゼミです。

岩上 彩
恵泉女学園大学 人間社会学部 国際社会学科4年

09年河口湖での夏の合宿。駅前の名物ほうとう不動屋で。

伊豆半島の熱海での夏の合宿。バレーボール大会後海の前で。足はアツアツ。