2007年度体験学習(短期フィールドスタディとコミュニティ・サービス・ラーニング)の報告会を開催しました

2008年06月19日

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2008年6月5日(木)昼休みの多目的アワーを利用して、2007年度秋学期短期フィールドスタディ(フランス、沖縄、タイ)とコミュニティ・サービス・ラーニング「福祉ショップでも学び」の体験学習報告会を開催しました。
まず最初に体験学習CSL・FS委員長の上村英明から「この報告会はさまざまな活動先で行われる体験学習それぞれの体験の共有を図るためのものです。また、自分たちの体験を客観的に整理し、違うプログラムに参加した学生同士で学びあうという点でも意義のある報告会です」と挨拶の後、それぞれのプログラムが報告されました。

はじめに、多摩センター駅近くにある福祉ショップでのコミュニティ・サービス・ラーニングの活動を6人の学生により共同報告しました。福祉施設訪問を含めた地域に根ざした福祉活動と地域活動が活性化してきたという報告がなされました。

次に、2008年2月に実施された、フランス、沖縄八重山、タイの短期FSプログラムの報告が参加学生から行われました。

『パリのトポグラフィー、中心と周縁』をテーマにしたフランス短期FSのプログラムは、パリの街を日本の文化、建築などと比較しながら学んできた様子を、写真だけでなく、旅の様子の画像を編集してビデオ放映し、分かりやすい発表がなされました。

『島人にとっての環境と開発、戦争と平和』をテーマにした沖縄(八重山)短期FS参加学生の発表は、八重山諸島の染めや織り、郷土食作りなど、島の女性たちの自然と深く関わる暮らしを体験して、都会での日常生活を見つめ直したことが報告されました。

『都市と農村をつなぐ地域循環型社会を考える』をテーマにしたタイの農業の問題、食材の問題を絡めた食の研究など様々な視点での体験の発表がありました。豚の屠殺と子豚の誕生を同時に体験するなど、「生命」にかかわる強烈な体験を通して学生たちが成長した様子を伝えました。

その後、CSLとFS参加学生の間で「今後、CSLの福祉ショップでのイベントで短期Fのコラボレーションを図るとしたらどのようなアイディアが浮かぶか」など活発な議論となりました。