8月23日(土)多摩市立中央図書館での活動

2025年09月11日

8/23土 多摩市立中央図書館2階サテライトカウンター前を会場として、午前と午後の2回、紙芝居シアターを開催しました。

多摩市平和展期間中の特別イベントという意味合いもあり、午前は楽しい平和紙芝居を小学生やクプカシスターズメンバーが実演しました。そのトップバッターは今年も、クプカダンディーズのメンバー「ひろさん」こと阿部多摩市長です。

その後には、クプカファミリーに今年から加わったメンバーや小学生、ポーランド出身のシスターズ、図書館職員メンバーなど、多彩な演じ手が生き生きと楽しそうに表現して客席からたくさんの笑顔を貰っていました。

午後は原爆や東京大空襲など事実を伝える平和紙芝居『二度と』(作・絵 松井エイコ)や『三月十日のやくそく』(作 早乙女勝元 絵 伊藤秀男)など、戦争と平和をテーマにした作品が実演されました。

『二度と』の実演は、一人1枚のリレー形式です。演じ手は、20代から70代までの市民7名です。それぞれ、北海道、神奈川、静岡など、出身地の異なる市民3名と、マレーシア、シンガポール、カナダ,韓国からの市民4名が、心を一つに平和へのメッセージ「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ」をつなぎました。

最後の紙芝居は、沖縄の海を題材にした『かりゆしのうみ』(作・絵 まついのりこ)です。

沖縄の美しい海を守る誓いとこれからの世界平和への祈りを重ねて、演じ手の合図に合わせて観客の皆さんも「ゆがふたぼーり」(幸せが来ますようにという意味)と声を合わせ、青い海と青い空に思いを馳せました。

中央図書館開館の年から毎年開催し、今年で3回目を迎えたKPKAのサテライトカウンター前紙芝居シアターは、例年以上に多様性豊かな演じ手と観客が集い、平和を願う多摩市民のあたたかな交流の場として、育っています。

紙芝居を通して演じ手と観客の心が繋がり、「平和」の鐘を鳴らし響き合う場としてこれからも成長し、継続されることを願います。