10/17金　今年5月から始まった多摩第二小学校4年生へのモーニング紙芝居シアターは、これで7回目となります。朝8時に学校に集合。開始は25分からです。

今回の演目は1組が落語を題材にした『とがましま』で、2組は小川未明原作の『のばら』です。

『のばら』の実演の直前に、導入としての短いお話をしました。主人公が歳を取った兵隊と若い兵隊であること、何気ない挨拶から二人は友達になったことなどを話しただけで、教室の空気が変わりました。

6枚目の、「ダン！」という大砲の弾が鳴り響く場面からは集中がさらに高まり、子どもたちは微動だにせず作品と向き合っていました。

校長先生とご相談して、この日から四年生の教室に紙芝居舞台と紙芝居を数冊置かせていただくことになりました。

子どもたちが気軽に紙芝居に触れて、読み手になる楽しさを味わって欲しい。そして、いつか平和について語れる仲間になって貰えたら。

そんな願いを抱きながら、KPKAシスターズは学校を後にしました。次回は11月7日です。