8月19日(火)多摩市教員研修会での活動

2025年09月05日

8/19火 多摩市教員研修会での平和紙芝居ワークショップ

多摩市に今年4月に着任された小中の先生方44名を対象とした夏季教育課題研修の一つとして、紙芝居を使った平和学習のワークショップをさせていただきました。

44名の先生方が6名ずつの7グループに分かれて、実演の練習を行い、最後に全員が読み手となって紙芝居の発表会を行い、気づきや学びを交換するというものです。

ポイントは、①紙芝居の読み手になることで発話の時のプロミネンス(音圧・緩急・間・高低)の大切さを意識することと、②平和紙芝居の実演を体験することで、戦争や平和への意識を高めることでした。

7つのグループを紙芝居コーチとして担当したのは、6人のクプカシスターズのメンバーと指導主事の村上先生です。このシスターズメンバーは、12月に市内の小学校2校で紙芝居を使った平和学習の出前授業を行う予定の指導者でもあります。すでに地域の学童クラブ等で子どもたちに紙芝居を教えている経験者が、先生方の実演練習のサポートをさせていただきました。

各グループが和気藹々とした雰囲気の中で3時間の研修に臨み、研修を終えた先生方からは、「プロミネンスの大切さを実感した。」「児童生徒との対話や授業の時の話し方や動きを今後もっと意識したい」「紙芝居の教材としての可能性に気づいた」など、好意的なコメントの数々をいただきました。

クプカとしての「平和の種をまこう!」「平和の語り部になろう!」「手を繋いで平和の輪を作りましょう!」という呼びかけにも応えてくださいました。そして、「まかれた種にこれからどう水やりをして育てて行くか。このことを心に留めて頑張ります!」という有り難いお言葉もいただき、多摩市に着任された先生方の、教師としての真摯な姿勢に励まされた、思い出深い一日となりました。

打ち合わせの段階からご尽力くださり、当日は急遽紙芝居コーチとして快くお力をお貸しくださった指導主事の村上剛志先生に、クプカシスターズ一同,改めて、心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。