2013年8月

ハンザの夢の跡(ブリッゲン、ノルウェー)

2013年08月26日

ノルウェー南部の街スタヴァンガーからベルゲンへ行く最も早い交通手段は船である。スタヴァンガーからベルゲンは地図で見るとさほど遠くないし、完全な陸続きである。ノルウェーにだって鉄道も道路もある。それなのに何故、船が最速なのか?理由はフィヨルドである。ノルウェーの西海岸には深く切れ込んだフィヨルドが連なる。そしてフィヨルドの両側は切り立った岩山であるため、陸路は大変な廻り道とならざるを得ない。だからフィヨルドの外海を突っ切って進む高速船で行くのが一番早いのだ。

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おもちゃの国?(by Dal Lu)

伝説から歴史へ ―甲骨文字の発見と殷墟―(中華人民共和国)

2013年08月18日

殷墟(いんきょ)は、現在の中華人民共和国、河南省安陽(あんよう)市にある、紀元前17~11世紀ころに存在した殷(いん。商とも)王朝後期(紀元前14~11世紀ころ)の遺跡である。この殷王朝は、ながらく伝説上の存在と見なされていた。ところが、この殷墟の発掘と、文字史料の発見・解読により、実在が証明された。その経緯はこうである。

時は清(しん)王朝末期の1899年、王懿栄(おういえい)は、マラリアの薬として竜骨という漢方薬を購入した。すると、王の幕客であった劉鶚(りゅうがく)が、竜骨に模様のようなものが刻まれていることに気づく。王と劉は、これを文字だと推測し、竜骨を広く買い集めて研究に没頭、これが殷王朝時代の文字だと判明するのである。そしてこの文字は、亀の甲羅や牛などの骨に刻まれていたことから、甲骨文字(こうこつもじ)と呼ばれるようになった。漢字のご先祖様である。

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「婦好」像

フランス王に正統性を与えた地(ランスのノートルダム大聖堂、サン・レミ修道院、トー宮殿)

2013年08月02日

リュック・ベッソンの映画「ジャンヌ・ダルク」(1999年公開)のハイライトの一つは、シャルル7世の戴冠式のシーンだろう。ジャンヌの快進撃によって、シャルルは大聖堂でフランス王としての儀式を行うことに成功し、冠を受ける。しかしその後、お墨付きを得た彼は、戦争を継続する意思を喪失してしまう。まもなくジャンヌは捕えられ、異端審問を受けることになる。

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ランス大聖堂

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