カリフォルニアFS④5~7日目

2023年09月04日 

【コンドルズホープ農場とそこでの暮らし方】

アグロエコロジーの提唱者グリースマン先生とパートナーのロビン先生のブドウ園は、環境を保全し、灌漑をせず、乾燥地に適した栽培方法、つまり、乾燥地に適した有機栽培の実践圃場です。地中海沿岸気候に属するこの地域では、冬の間しか雨が降らず、その時期に降った雨が土壌の中に保水されています。生育期間中ブドウに水を与えないことにより、ブドウは地中深くまで根を張り、その水を吸い上げて育ちます。また、1年中、お日様が出ていることから太陽光で発電をしたり、水を温めて利用しています。生ゴミと分解に長い時間がかかる紙は別々に分けて、コンポストにしています。
食べ物は、地域の農家さんが育てた野菜、鶏肉や、ファーマーズマーケットで入手したもの。2泊3日の間にいただいた食事では、素材そのままの味を味わわせていただきました。ヒカマというマメ科の根の部分を食べる野菜も初めて食べました。

(社会園芸学科3年 SF)

グリースマン先生の説明を聞く