KPKA 8月16日 KPKAリトルシスターズ(中高生メンバー)との打ち合わせ

2023年08月21日

8月27日(日)14:00から開催される「多摩市子ども被爆地派遣 報告会」では、KPKAが20分間の発表の時間をいただけることになりました。『二度と』の実演がメインになりますが、今回は8月5日の「平和の語り部になろう!紙芝居上演会」に参加した3人の中高生にKPKAリトルシスターズとして『二度と』を上演してもらう予定です。

そこで、KPKAリトルシスターズのメンバー2名に多摩市立中央図書館1階のグループ研究室に集まってもらい、打ち合わせ会をしました。はじめに8月5日の上演会で『二度と』を読んで何を感じたり発見したりしたかを語り合い、意見を交換しました。その後は次の発表に向けてスケジュール確認や担当箇所の分担をしたりして、交流のひとときを持ちました。
中2のIさんは、振り返りとして「紙芝居を読みながら顔をあげみたら、皆さんがうなずいてこちらを見ていたので、伝わっている実感があり嬉しかった」「これまでは一人で頑張って伝えなければと考えていたけれど、皆と一緒に平和を伝えられるという新しい発信のしかたを学べたのが良かった」など、人とのつながりに関する気づきを語っていました。また、高1のNさんは、「紙芝居は小説などとは違って、音声にして伝えることが前提になっている。聴き手に音声でまっすぐに伝えるには表現が必要だということに気づいた。」「間の取り方なども表現として大切だということも分かった。」など、創作者としての視点からの気づきも深まったようでした。

リトルシスターズの皆さんは、去年多摩市の子ども被爆地派遣員に選ばれて、広島に行ったメンバーの中の3名です。KPKAの活動を知って、「平和の語り部」として自分たちも発信して行きたいという想いからKPKAに加わることになりました。中2のIさん、高1のNさん、高1のKさんは、KPKAが7月から8月にかけて土曜日の午前に中央図書館サテライトカウンター前で行った紙芝居シアター「サタデーくつろぎタイム」に参加したり、大学の研究室での個別練習にも参加したりして、『二度と』の練習に熱心に取り組んできました。

成果報告会を1週間後に控えている今は『二度と』に集中していますが、「これからは楽しい参加型の紙芝居や色々なジャンルのものにものチャレンジしていきましょう!」と今後に向けての抱負や目標を語り合っています。

KPKAリトルシスターズの皆さん、KPKAの平和の種まきプロジェクト「平和の語り部になろう!」を、これからも一緒に、明るく楽しく進めていきましょう!よろしくお願いします!