第64回ゾンタクラブ国際大会での学び

2018年07月17日

恵泉英語教育研究会(Keisen English Education Society=KEES)と恵泉お話を語る会(恵話会)は2012年度より女性の地位向上を目指す国際ゾンタクラブ東京IIから「ゴールデンZクラブ」として支援をいただきながら活動を行っています。ゴールデンZクラブとは、スポンサーであるゾンタクラブのご指導・ご支援をいただきながら学内、地域、世界に奉仕をする学生組織で、現在日本には恵泉を含めて13のクラブが存在します。恵泉は日本で初めてゴールデンZクラブとして認証を受けました。

6月28日から7月3日までゾンタクラブ国際大会が横浜のパシフィコ横浜、国立大ホールで行われました。世界53カ国よりゾンシャン(国際ゾンタクラブの会員)、2,300人以上が一堂に会し、会議を開きました。この度はKEESのメンバー15名と通訳論の学生3名が6月30日、及び7月1日に会場のお手伝いをしました。

学生の学び

私にとって今回の参加はとても刺激になるものでした。

大学の授業で「平和研究」という授業を受けており、国際社会問題について学んでおります。今まで知らなかった世界の問題を知っていくにつれ、自分が今までどれだけ無知だったことが感じさせられると共に、日本での情報格差を感じました。その私が現在興味をもっている社会問題を会議する場に参加でき、とても嬉しかったです。

女性が政治的、社会的、地位的に低いことを改めて感じられました。日本だけの視野では感じられないものです。今回の会議で新しいことを学びました。「UNFPA」という機関があるということです。女性の安全のための機関でした。これから、女性が国際的に政治的、社会的、地位的に向上することが実現される世の中を目指したいと強く思いました。

終わりの頃に、タイの男性の方と私のつたない英語でお話をさせていただきました。その方がおっしゃっていたのは、「男性が権力を持っている世の中はだめだ。女性=男性(平等)という位置にならないといけない。」ということです。私は、男女ともに中立の立場でいなければならない、その通りだなと感じさせられました。

ゾンタクラブ国際大会に参加して、普段の生活では交流することができない国の方々との交流もでき嬉しく、もっと国際問題について学んでいきたいと感じました。これからもこのような会にぜひ参加したいです。

英語コミュニケーション学科 1年生 A.U