派遣留学生の声:韓国

韓国(梨花女子大学)へ協定留学している学生からの報告書 派遣留学生の声:韓国

2015年07月27日 

2015.2~2015.8までの予定で韓国(梨花女子大学)へ協定留学している学生から現地での生活の声が届きました。

6月は、学期休みを終えて夏学期が始まった。梨花女子大学の語学堂は、一学期ごとにクラスを新しくするシステムのため、春学期とは違うクラスで新たに勉強を始めている。級が上がった上に、クラスや先生が変わることで、授業のやり方や勉強の仕方も変わるため、最初は慣れない部分もあったが、特に問題もなく勉強できている。勉強面では特に、3級からは教科書に日本語の説明がなくなり説明がすべて韓国語になるため、授業についていくためには予習を絶対にしなくてはいけなくなった。毎日苦労しているが、その分、授業で理解がしやすくなっているため、いい勉強になっていると思う。また、授業の進むスピードも速く宿題も多いため、級が上がったことを実感している。しかし、3級になり韓国語トウミがなくなったことで、韓国語を実際に話す機会がなくなってしまった。梨花女子大学の語学堂は韓国人と関わる機会が全くなため、その点で自分の韓国語能力が落ちてしまっているのではないかと心配している。文化授業などには積極的に参加して、少しでも韓国語で会話できる機会があれば自ら積極的に韓国語を使っていきたいと考えている。

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韓国(聖公会大学)へ協定留学している学生からの報告書 派遣留学生の声:韓国

2015年07月27日 

2015.2~2015.8まで韓国(聖公会大学)へ協定留学している学生より現地からの報告書が届きました。

留学生の声 その1

6月は、MERSという感染症が韓国で大流行し、語学堂が始まってから2週間も満たないうちに聖公会大学は1週間休校となり、友人と私は1週間ちょっと日本に帰るということがあった。初めにMERSが流行ったときは、インフルエンザみたいなものだと思っていたし、まず韓国で暮らしていて情報もないのでそんなに危険なものだとは考えてもいなかった。しかし、日が重なるに連れてどんどんMERSは悪化し、韓国で暮らして不安になることも多くなった。留学生がかなり心配している一方で、韓国人の友達はそんなの変わった様子もなかった。日本でもし感染症が流行ったときは、多くの人がマスクをするのに、韓国人にはマスクをする習慣もなく学校でも日本人しかマスクをしていないという状況もあって、韓国人と日本人の違いを感じた。

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韓国(新羅大学)へ協定留学している学生からの報告書 派遣留学生の声:韓国

2015年07月27日 

2015年2月より2016年2月まで韓国(新羅大学)へ協定留学している学生から現地での生活の報告書が届きました。

留学生の声 1

6月になり、留学生活も4ヶ月になった。充実した生活な半面で、時間の流れがとても早いことに驚いている。留学に来てから生活に慣れ、授業を受け、課題をこなす事で精一杯だったがここに来て初めて周りを見渡せている気がする。もう少しで語学堂も夏休みに入ると同時に留学生活の半分が終わる。その前に今とその次を見ながら、語学力や将来の自分に何が必要なのかを真剣に考えたい。

今月は勉強面でとても忙しかった。学科の期末テストがあったため、それに向けての準備が大変だった。今回のテーマは、「新羅大学に留学して」「日韓の宗教」について韓国語で記述することだった。一つ目は、新羅大学に留学してみて何を感じたのかというものだったが、私が特に印象的だったのが、生徒が授業や行事などに積極的なことだった。日本の大学では、教授が一方的に授業をし、行事では、サークルなどのグループが中心だ。しかし韓国の大学では、授業に対して生徒が積極的に反応し、とても明るいイメージだ。また行事では、学部で一つのお店を出し、その売上を学部費に当てる。韓国では、特に生徒が中心になっているような気がした。

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韓国 (韓信大学)に協定留学している学生からの報告書 派遣留学生の声:韓国

2015年07月27日 

韓国 (韓信大学)に協定留学(2015.2~2016.2予定)している学生からの現地での生活の報告書

6月の韓国はMERSに関する話題ばかりで、閉鎖された空間で勉強することが多かったですが、このような時期に韓国で生活してみて、日本と韓国の違いも感じました。一番驚いたことは、予防をしている人がほとんど見られなかったことです。大学ではMERSの症状や予防方法に関する案内がされ、アルコール消毒も頻繁に行われていましたが、肝心の生徒や先生方は「メディアではだいぶ騒がれているが、大丈夫だろう。」という考えの人が多かったです。また、語学堂の先生が、授業が全部終わったら遊園地に行きましょう、いまはMERSのおかげで人も少ないから、とおっしゃっていました。

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韓国の梨女子大学に留学している学生からの報告書 派遣留学生の声:韓国

2015年06月29日 

2015年2月より2015年8月までの予定で、韓国の梨女子大学に留学している学生より報告書が届きました

留学生の声

5月は、11日と12日に期末試験があり、その試験が終わるとすぐ学期休みになった。期末試験は中間試験同様に行われたため、緊張もせず自分の力を出し切れた。試験の結果も中間テストよりいい成績を取ることができて安心した。今回は、中間試験で多く見られたケアレスミスはなかったが、前回同様にスペルミスがあり点数を落としてしまったことが悔しかった。特に、文章を書く試験が多くあるため、次からは見直しを念入りに行わないといけないと思う。
試験が終わると、語学堂ではバザーが行われた。先生がバザーのトウミ(手伝う人)を募集していたため、私も参加することにした。

バザーでは、先生たちの公演やサークルの発表などが行われた。さらに、お菓子やジュース、服や生活用品など様々なものが売られていた。服や生活用品は、語学堂の先生や生徒が出品したもので、フリーマーケットのようなものだった。私は、前日に場所の準備をし、当日は服を売る担当になったが、学校の生徒だけでなく一般の客とも関わることができて楽しかった。

学期休みに入ると、故郷に帰ってしまうクラスメイトが多く寂しかった。私は主に、ギリシャ、香港、台湾人の友達と遊びに行くことが多かった。ちょうど韓国の大学で学園祭が行われる時期だったため、自分の学校だけでなく近くの学校の学園祭にも行ってみた。驚いたことは、日本の学園祭よりも規模が大きいことだ。たくさんの芸能人や、アーティストを招き、コンサートのように盛り上がっていた。校庭にはたくさんのテントで埋め尽くされていて、全て居酒屋だった。学園祭でお酒を飲めることにもとても驚いた。お祭りのような雰囲気がとても楽しかった。また、今までは学校の中の友人との交流だけだったが、学期休みの間は新しい友人もたくさんできて、韓国人と韓国語で会話できることも楽しく感じている。

先日、聖公会大学に留学中の2人に招かれ、サークルの公演を見に行ったが、とても感動した。演劇の公演だったが、サークルとは思えないほど素晴らしい本格的な公演だった。日本語学科の学生と合同のサークルで演劇は日本語だったが、流暢な日本語で2時間の舞台を作り上げていた。しかも、脚本も日本語学科の学生が作ったものだった。たくさん練習したようだったので、見に行くことができて良かったし、感動した。梨花女子大学には、このような機会がないため本当にうらやましく感じ、私も経験したいと思った。