オンライン・カナダ語学研修参加学生へのインタビュー 海外研修プログラム参加者の声

2022年01月28日 

―お名前と参加したプログラムは何ですか?

はい、英語コミュニケーション学科2年生の山田優佳です。私は昨年8月に1カ月間、オンラインでのカナダ語学研修に参加しました。

―参加しようと思ったきっかけは?

春学期のGCPプログラムの授業で、ネイティブの先生からの質問に自分は上手く答えられず、周りの学生が答えられているのを見て、その時にすごく悔しい思いをしたのがきっかけです。一年生の夏休みを振り返った時に本当に何もしていなくて、英語の勉強も今年もこのままじゃダメだなと思って参加を決意しました。

―今まで留学経験は?

経験はなく、全く初めてのことです。

―どういうプログラムに参加しました?

時間は朝8時から9時で基本的に先生とほかの学生さんとZOOMで話すことがメインでした。留学先の大学のホームページで課題にも取り組みました。一日のタスクがあって今日はここからここまでやってくださいという感じで、一時間あれば終わるくらいのタスクの量でした。内容は、穴埋め問題のワーク、リスニング、ライティングと自分の意見を書きスピーキング動画を撮るなどでした。ZOOMでディスカッションをするのは週に3日で、あとの日はオンデマンド型の課題に取り組みました。あともう一つ、カフェタイムという時間があって、それは授業とは別に、普通に話し合いをするものでした。授業の前に行われたので、時差の関係で、さらに1時間朝が早かったです。

―クラスの人数とかはどのぐらい?

おそらく全体で16人ぐらいでした。3~4人ずつの小さいグループにわかれるのですが、そのメンバーは毎回変わりました。

―どういう風にクラス分けされたの?

最初にテストをやってクラス分けをされるのですが、みんなが苦手とする分野をもう一回振り返りつつ、今の話題を取り入れたディスカッションをするという感じだったので、その苦手な分野を振り返ることができ、かつ話しながらもう一回直せるというのは良かったかなと思います。

―同じグループの人とは仲良くなれましたか?

はい、仲良くなれました。それで今もインスタグラムのダイレクトメールでは英語でやり取りをしています。

―その他にプログラムはありましたか?

プログラムに参加している人であれば自由にホームページを見ることができるので、そこでカナダのことについて色々学ぶことができるようになっていました。

―オンライン語学研修をやる前はどう思っていました?

やはり少し不安でした(笑)。これまで留学もしたことがなかったですし、説明会の時は結構知り合いがいたのですが、いざ始まってみると知り合いが誰も周りにいませんでした。それで去年参加した人に色々話を聞きながらやっていました。

―実際やってみてどうでしたか?

一番大変だったことは、オンライン授業のためのパソコンの設定です(笑)。設定ができた後は、何も問題はなかったのですが、その設定に時間がかかりました。設定方法は全て英語で送られてくるので、ちゃんと理解してやらなくてはいけなくて苦労しました。どのページにアクセスするのかというのも、文章と写真が添付されたPDFだけが送られてきて、質問ができないような感じだったので、そこがすごく不安でした。ただ、今回の語学研修を企画・サポートしてくれた株式会社VIECの担当の方が何度も日本語で説明などのメールを送ってくださったので心強かったです。

―語学研修に参加して一番良かったのは?

積極的に話すようになったことです。毎回授業では先生がグループ分けをして、小さなグループになって話すのですが、私のグループには日本人だけではなくて、韓国人の方と中国人の方が結構いました。今までの授業であれば、日本人同士だと、わからない時には日本語で説明してしまうことがあったのですが、それでは伝わらないので「必ず英語を話す」という状況だったのが良かったと思います。研修が終わった後でも積極的に話すようになりました。

―逆に良くなかったことや改善点はありますか?

特になかったです。満足度は90パーセント以上。本当に満足しています。

―どういう人にオンライン語学研修を勧めますか?

自分から進んでいかないと話し合いが始まらなかったりするので、それができる人にお勧めします。実際、参加したグループの中でも話す人と話さない人がいました。参加するなら、たくさんしゃべったもん勝ち!みたいなところがあると思います(笑)。

―今回の語学研修の経験をどうやって活かす?

この語学研修を通して、話すことが大事だと感じたので、簡単な単語でも話そうというふうに気持ちが変わりました。これからもいろいろな場面で英語を使って話したいと思っています。

本学は「国際性」で5年連続首都圏女子大1位となっています。本学の国際プログラムについてはこちらです