コロナ禍のなかでの海外留学生活~韓国・台湾からの現地報告~③ 派遣留学生の声:台湾

2020年07月20日 

期末テストが終わり、夏休みが始まりました。期末の期間は2週間ほどでしたが、準備発表をしたり、テストをしたりとても忙しかったです。テストが終わったという安心感と同時に、もう留学が半年終ってしまったと思うと少し、悲しいです。半年間の留学を振り返ってみると成長できた部分や、反省することも多かったと思います。反省を踏まえて、9月からの世新大学での生活や授業もより一層充実したものにしていきたいです。

英語の授業では、グループで日本の結婚式と台湾の結婚式の違いについて英語で発表をしました。日本人2人と台湾人3人の5人グループです。英語でコミュニケーションをしなければいけなかったので、とても大変でしたがお互いの国の結婚式の特徴や文化について話すのはとても楽しかったです。発表をする時はただ英語でセリフを言うのではなく、動きや演技をしながら行いました。日本にいた時はこのような発表はしたことなかったのですがとても良い経験になったと思います。

中国語の授業の期末の課題は、中国語のクラスごとに違います。初級の中国語ではポーランドの留学生達と一緒に中国語の歌を歌い、中級中国語は一人で中国語のスピーチをしました。そして、留学生や中国語の先生方の前で発表しました。スピーチや歌は全て暗記しなければいけなかったので、たくさん練習しました。難しい単語や発音を使うことが多かったので、原稿を書き上げた時は上手く発表できるか不安でしたが、先生が熱心に私の発音を直してくれたり、友達が練習に付き合ってくれたりしたお陰で当日、原稿通りに発表することができました。しかし、緊張のため固くなってしまったので、もっと流暢にスピーチをしたかったと思いました。周りの中国語の上手な留学生を見て、よりそれを実感しました。今の中国語のレベルに満足してないので、夏休み期間も中国語の勉強をしっかりとしていこうと思います。

そして、ほとんどの留学生が半年留学なので、みんなそれぞれの国に帰り、今月でお別れになってしまいます。この半年間、仲良くなれた他国の留学生と会えなくなってしまうのは悲しいです。ポーランドの留学生の子たちはとても仲が良かったので、彼女たちが国に帰ってしまうのはとても寂しいです。でも、彼女たちと「コロナウィルスが終息して、海外旅行がいけるようになったらお互いの国で会おうね」と約束しました。また、留学生だけでないです。ランゲージパートナーは4年生なので卒業してしまいます。もし、世新大学に留学していなければ出会えなかった人たちです。これからも、留学中の出会いを大切にしていきたいです。

この夏休みの期間は語学の勉強だけでなく、卒論について、帰国後の就活について研究や計画を立てていきたいと思っています。

私のランゲージパートナー(中文科4年生)
中級中国語の授業の様子