中国(杉達大学)協定派遣留学生より1 派遣留学生の声:中国

2015年04月30日 

2015年3月より中国の上海杉達学院大学に協定留学している学生より、現地での生活について報告書が届きました。

留学に来て2ヶ月が経ちました。来た頃に比べて、いろいろなことがわかるようになってきました。電車やバスなどの交通機関の利用方法、スーパーや飲食店での買い物の仕方など今ではスムーズにできるようになりました。また、季節も冬の寒さから春の暖かさとなりところどころで花が多く見られます。
 今月は大学の先生方に上海市内の「嘉定」に連れていってもらいました。「藤公園」と「古漪园」に訪れましたが、両方とも園内にたくさん花が咲いており、春の訪れを感じます。たくさんの花が咲いていましたが、その中でも牡丹の花がとても綺麗です。藤公園での藤の花は日本のものより香りがあり、同じ花でも少し違うのだという発見がありました。

最近の授業の様子は、ライティングの授業でグループに分かれて発表することが多くなりました。2人1組のペアを先生が作り、指定日までに自分たちで原稿を考えて発表するというものです。文章を考えることや、それを誰が聞いても聞き取れる発音になるようにすることが難しいです。しかし、グループワークを通して日本人以外のクラスメイトとも仲が深まってきたように感じます。

リスニングの授業では、CDの速さについていけない時がありもう少し耳が慣れる必要があると感じます。授業担当の先生からは、たくさん話してたくさん聞くことが大切であると言われているので、覚えた知識を使えるように努力していきたいと思います。
それから日本語学科の2年生の会話授業のお手伝いもしています。杉達大学には留学生は少ないので、クラスのみんなが私たち日本人と交流することを喜んでくれるので嬉しく思います。授業内では、正しい日本語をゆっくりはっきり話すということを意識して参加しています。このような機会は私たちにとっても大変貴重な体験なので、積極的に参加していきたいです。

これから上海は気温も上がり、どんどん暑くなっていくようなので体調管理をしっかりして毎日充実した日々を過ごしていきたいです。来月はクラブの発表会が学内で行われるようなので、クラブ活動も充実させていきたいです。

藤公園にて

牡丹の花