フィリピン英語研修参加生より 海外研修プログラム参加者の声

2015年03月01日 

2015年2月8日からフィリピン語学研修に行っている学生より、中途報告が来ました。日本とは異なる環境ながら、毎日の授業に課外活動にと、充実した毎日を送っているようです。

参加者1
研修も残り2週間となり、2週間後には日本に帰国してしまうのが名残惜しいくらい、私は、濃密な時間を過ごしています。英語を使ったコミュニケーションはまだ拙いですが、渡航初日と比べると、自分から積極的に話せるようになったと感じます。先生たちにバコロドでのお勧めの場所を聞いて、地図を描いてもらったり、お店の名前をノートに書き留めたりしています。基本的に、週末には先生がお勧めしてくれた場所に行って、後でその感想も伝えていることもあり、先生たちは嫌な顔もせず、積極的に思い出作りを手伝ってくれます。先週は、先生も強く勧めていた、チャイニーズ・ニューイヤーという中国人生誕祭のパレードを見にいきました。場所は、寮から少し離れたラクソンストリートという様々な店が立ち並ぶ繁華街です。目的地に着くまでも、着いてからも一苦労でしたが、その分パレードが始まるまで見物客の人と話したり、お土産を探しに、道行く人にお店を聞いたりしたので、待ち時間も楽しかったです。パレードはとても華やかで、目の前で小道具を振って、とてもダイナミックでした。

パレード終了後も通りは賑わいを見せ、多くの露店が飲み物や焼き鳥などを販売し、まさにお祭りという雰囲気を醸し出していました。私は露店で販売している食品は買いませんでしたが、通りで会った人にお勧めされたレストランで夕食もすませ、とても充実した1日を過ごしました。 私は、辛い食事が苦手なので、最近は寮ではなく、大学内のフードコートやカフェテリアで朝食や夕食をとっています。そのおかげか、校内の食事処には少し詳しくなりました。例えば、校内のカフェテリアでは、サンドイッチやハンバーガなどの一般的な食事だけでなく、コリアンヌードルや親子丼など少し変り種な料理も注文することができます。しっかり作ってあり、フードコートに比べると割高ですが、とても美味しいです。行きつけのカフェテリアなので、店員さんにも名前で呼んでもらえる関係になりました。

食事のことももちろんですが、残り少ない時間でもっと多くの友人を作り、現地の人々と積極的に交流して、より多くの思い出を作りたいと思います。そのために、発音の練習や単語の学習を積極的に行っていきます。

参加者2
フィリピンに到着して、約3週間が経とうとしている。ここでの生活も、最初と比べれば、ずいぶん慣れたような気がする。朝8時から授業から始まり、最後の授業が終わる頃には、自身でも驚くほどあっという間に感じる。そう感じるのも、毎日が充実しているからだと思う。そんな日々を送る中で、特に印象に残っている出来事を2つ報告したい。

1つ目は、ネグロス島の北にあるラカワン島というビーチへ行ったことだ。ラカワン島は、私たちのドミトリーから一時間ほどのところにある小さな島で、お店や人が少ないため、のんびりと過ごすことができる。最初に、私たちには既にお馴染みとなったジプニーに乗って、ラカワン島近くの海岸まで移動した。海岸へ到着後は、船に乗っての移動となる。その船は、私たちが想像していた船とは異なり、小さめのボートといった感じであったため、実際に乗ってみると海面との距離が近く、水しぶきを感じることができ、とても気持ちが良かった。ラカワン島に着いたときには、青色の世界が広がっていた。海水は透き通っており、海底を見ることができた。私たちは、大きな歓声をあげて喜ぶと同時に、海に入りはしゃいだ。気温が高いため、海水の温度は温かく、丁度良く感じた。海水の温かさを感じながら、景色の美しさを堪能でき、本当にフィリピンに来て良かったと心から思った。

2つ目は、学校のボランティアプログラムで、孤児院を訪問したことだ。このプログラムの内容は、孤児院の清掃と、子どもたちとの交流を兼ねたアクティビティーだ。正直に言うと、私は最初、孤児院にいる子どもたちは可哀そうという、勝手なイメージを持っていた。しかし、このプログラムに参加してその意識が変わった。アクティビティーは創作ダンスをしたのだが、子どもたちが、積極的にダンスを考案し、ダンス未経験な私たちに、丁寧に教えてくれた。実際に踊ってみると、子どもたちは、とても元気が良く、私たちも負けないように付いていくのが必死であった。そこには、私の思い描いていた子どもたちの姿はなく、本当に元気で、明るい子どもたちの姿があった。このように、大変大きな収穫を得ることができた。
残りの2週間も、この調子で積極的に授業や課外活動に望みたいと思っている。