レイズドベッドを造りませんか
主催:研究機構
講師:
深町 康志
澤田 みどり
レイズドベッド(raised bed)とは、土をかさ上げして高くし、しゃがんだりかがんだりせずに植物に触れたり、香りを楽しんだり、園芸作業もラクにできる立ち上がり花壇のことです。レイズドベッドに植え込むことで、植物にとっては排水、通気がよくなり、また育てる人の身体的負担が軽減されます。高齢者の方は立ったまま、または椅子に座ったまま、車いすの方は車いすに座ったまま作業が可能です。プロの造園家と一緒に、本格的な木製のレイズドベッド造りをします。電動ドライバーや糸ノコなど様々な工具を実際に使い、ペンキの塗り方も実際に体験してマスターします。ご家庭でも役に立つはずですし、コミュニテイーの中にもレイズドベッドが必要な空間がたくさんあります。さあ、この機会を逃さず、あなたもDIYの達人に!今回で6回目すが、毎回デザインが異なります。今回は多摩センター駅のパルテノン多摩入口付近に設置し、多くの方にレイドベッドを知ってもらいます。
1回目にペンキを塗って仕上げ、2回目には土を入れて実際に植えこみます。レイズドベッドの実際の活用の様子やレイズドベッドを活用した様々なプログラムのご紹介もします。
◆指定教科書・参考図書・各回共通の持ち物
持ち物:作業しやすい服装、帽子、軍手、飲み物
時間・曜日
◆ 開催時間:第1回10時~17時、 第2回10時~12時
◆ 開催曜日:火曜日
日程
第1回 さあ、工具を使ってレイズドベッドを造りましょう
開催日:2017年11月7日
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1日がかりで実際に工具を使用してレイズドベッドを造ります。
ペンキを塗って完成させます。
持ち物:昼食をご持参ください。
集合場所:多摩市立グリーンライブセンター
第2回 レイズドベッドの植え込み
開催日:2017年11月14日
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1回目に完成させたレイズドベッドをパルテノン多摩に移設し、土を入れ、花を植え込みます。各地のレイズドベッドの活用例をスライドで紹介します。
集合場所:多摩市立グリーンライブセンター
講義データ
講義名 |
レイズドベッドを造りませんか |
講師 |
深町 康志 澤田 みどり |
講座番号 |
217593 |
場所・交通アクセス |
多摩市立グリーンライブセンター
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定員 |
15名 |
期間 |
2017年11月7日から
2017年11月14日
(全2回)
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受講料(材料費・費用) |
全回申込のみ
全2回:6,000
円
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メールを送る(メールソフトが起動します) |
お申し込みについて
受付終了
開講決定
申込締切:2017年11月1日(木)
詳しいお申し込みの手順、受講料のお支払い方法等は受講手続きのご案内ページをご覧ください。
※申込締切日は各講座により異なりますのでご注意ください。
【講師紹介】
深町 康志
澤田 みどり
<ふかまち やすし> 有限会社タカ・グリーン・フィールズ代表取締役、1級造園施工管理技士、照明コンサルタント
NPO法人 日本園芸療法研修会理事、日本大学生産工学部建築工学科卒業。
照明メーカーで景観照明を中心としたライティングデザインに従事した後独立。1996年に有限会社タカ・グリーン・フィールズを設立。一般家庭を中心に福祉施設や病院等の庭空間の設計、施工を行う。園芸療法の考え方を基に年齢や能力に関係なく誰もが安全で快適に園芸が楽しめる庭空間づくりを目指し実践する。専門学校や各種講座での講師も勤める。宮城県での復興支援活動でもレイズドベッドを造っている。
<さわだ みどり> 恵泉女学園大学人間社会学部社会園芸学科特任准教授。恵泉女学園短期大学園芸生活学科卒、上智社会福祉専門学校卒。NPO法人日本園芸療法研修会代表理事。日本園芸療法学会理事、認知症コミュニケーション協議会理事、高齢者アクテイビテイケア開発センター評議員。上智社会福祉専門学校及び淡路景観園芸学校非常勤講師など園芸療法の普及と教育に従事。日本人で最初に園芸療法を学ぶために米国に留学、帰国後各地で実践プログラムを立ち上げる。2005年より横浜市で地域の園芸療法による介護予防事業を開始し12年目。2012年4月より毎月宮城県の仮設住宅などで園芸療法プログラムを継続。2015年より恵泉女学園大学で「恵泉土曜園芸クラブ」を立ち上げ学生と共に園芸療法を実践中。「ひとと植物・環境~療法として園芸を使う~」共著(青海社)。