学生宗教部シャロン主催:サマーキャンプに参加して

2016年09月28日

みなさんこんにちは。2年生のぽんたです。
今回は恵泉の3つの礎の1つである「聖書」に関係するイベントについてお話しします。

私は9月19日から21日の3日間、サマーキャンプに参加してきました。サマーキャンプと「聖書」、いったい何の関係があるのだろう?と思った人もいるかもしれません。このイベントは、学生宗教部シャロン主催で毎年夏に学生・教職員を募って2泊3日で行っているものです。そのためただのキャンプではありません。開会式や閉会式は礼拝ですし、夜にも礼拝があります。礼拝と言っても堅苦しいものではありません。讃美歌を歌い、感話を聞いて心を落ち着かせる時間です。

サマーキャンプの今年のテーマは「Love & Peace~あなたの愛の形って?~」でした。3日間、このテーマに沿ってアクティビティを行いました。普段は特に考えることもない"愛"について、悩みながら模索し、参加者一人一人が自分なりの答えを考える時間を与えてもらいました。
このキャンプの2日目には登山もありました。登った山は高尾山!東京都八王子市にあるのですが、ちょうどこの日は台風が東京に近付いてきていました。雨が降っていたので中止の可能性もありましたが、主催者側から出た答えは決行!そのため台風が近づいてきている雨の中の登山というめったにない経験でした。そしてその登山の最中でも自分が"愛"を感じるものを探し出し、最終日に参加者一人一人が発表をしました。
私はこのサマーキャンプの3日間の活動の中で自分なりの愛の形を見つけました。みなさんと共有できたらと思い、ここに記させてもらいます。私の愛の形、それは誰かを思うこと、そして人と人との繋がりを大切にすることです。私が考える愛は誰かが誰かを思うことなのだと思います。誰しもが愛を持っていて、誰かを思っているはずです。そしてその愛によって人と人が繋がっていくのではないかと考えました。これが私が出した答えです。みなさんはどう思われるでしょうか。

恵泉での「聖書」とかかわる時間は、自分と向き合うことのできる時間だと私は思っています。チャペルで行われる礼拝もそうですし、今回のサマーキャンプもそうです。私が見つけ出した愛の形も、自分と向き合ったからこそ出た答えです。
みなさんは「あなたの愛の形は?」と聞かれたら、何と答えますか。答えを見つけ出すのにどんなに時間がかかってもいいですし、はっきりした答えが出なくても大丈夫です。こんな感じかなーという曖昧なものでも自分がそう思うなら、それが1つの答えです。そして自分の答えが見つかったとき、今まで自分が見ていた世界が違って見えるはずです。そんな気付きをくれるのが「聖書」なのです。
みなさんも恵泉に足を運んだ際はぜひ礼拝に参加して、自分と向き合う時間を作ってみてください。日頃の疲れや悩み、ストレスを浄化してくれるかもしれません。

高尾山頂上到着!

登山帰り道

10/2(日)オープンキャンパス

学生礼拝

11:40~12:00 学生による司会、感話を行います。パイプオルガンの音色を聴きながら祈りのひと時を持ちましょう。
その他のプログラムはこちら!

10/10(月・祝)授業公開オープンキャンパス(要予約)

①日本語日本文化基礎演習Ⅱ 篠崎美生子 先生

「没後百年、漱石「坊っちゃん」の謎に挑む」

②日本語日本文化演習Ⅱ 秋元美晴 先生

現代日本語の特質をさぐる-役割語の観点から-

③社会心理学 Dexter Da Silva 先生

"The Power of the Situation (状況の力)3 Classic studies in Social Psychology"

④生活園芸Ⅰ(秋) 小林幹夫 先生

サツマイモの収穫とホウレンソウのタネまき

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