梨花女子大学、韓国語学研修参加学生から報告が届きました 海外研修プログラム参加者の声

2018年02月07日 

韓国に来てから5日経ちました。梨花女子大学は都心にあり、学内の施設の充実度もとても高いので、生活面で不便なことは今のところなく、とても快適に過ごしています。学習面では1度授業を受けましたが、自分のレベルに合ったクラスだと思います。ただ、授業のスピードがかなり速いのでノートを書きながら説明も聞くのは難しいですが、レベル向上が期待できると思います。また、クラスには日本人だけでなく、ロシア人、台湾人、中国人の方もいらっしゃるのですが、普段共通語として使われる英語ではなく韓国語で一緒に学ぶということがとても新鮮でした。授業中の母国語禁止は厳しいですが、使える単語を活かして会話するチャンスだと思います。授業が本格的になっていきますが、集中して取り組みたいです。

日曜日に引率のヨンチェ先生が連れて行ってくださった、大韓民国歴史博物館は、短い時間でしたが充実していました。特に印象的だったのは、焼身自殺した学生の言葉でした。彼は女性の労働問題に向き合おうとしましたが、大学に行っていなかったため、問題解決に至るまでの能力や知識がありませんでした。そこで彼が残していった「自分に大学生の友達がひとりでもいたら...」という言葉によって韓国の大学生は衝撃を受け、学生活動が盛んになっていきました。私は、韓国の学生がいつも政治的な問題に関心をもって自分自身で変えていこうとするのをニュースで見てすごいと思うと同時に、なぜそんなに意欲的なのだろうかと疑問でした。しかし、この展示を見たことによって意味が分かりました。また、日韓の歴史問題がなぜ一度落ち着いたのに戻っているのかについて、それぞれの立場の食い違いなどについて学ぶことができてよかったです。

明日からトウミや日韓合同授業なども始まるのでひとつひとつの時間を大切にしたいです。

国際社会学科1年

平昌オリンピックキャラクター
今日は「韓国の中華料理」をいただきました!