2015年6月

イギリス New Castle大学へ留学している学生から現地での生活の報告 派遣留学生の声:イギリス

2015年06月29日 

2015年4月より2016年3月までイギリス New Castle大学へ留学している学生から現地での生活の報告がとどきました。

派遣留学生の声:イギリス

こちらでの生活も、2ヶ月が経とうとしています。1日4時間、週5日授業を受けていますが、いよいよ一週間後に試験が迫っています。リスニングとリーディング、スピーキングの向上は感じていますが、ライティングが相変わらず難しく感じていて、なかなか上手にエッセイが書けません。またボキャブラリーの欠如がネックになっていて、辞書なしで文章を書くことに自信がありません。あと一週間で準備が間に合うか不安です。

5月の出来事では、まずやっと料理を始めました。近くにアジアの食品が売っているスーパーマーケットがあり、そこで日本米(アメリカ産)などを買って料理を作っています。日本で料理をするときよりもやはり難しさがあります。例えばお肉が生臭かったり、水が硬水なので扱いにくかったり、私は魚が好きなのですがなかなか日本のような新鮮で美味しい魚介類は売っていません。あと食事に関しては、寮の中国人の友達がよくご飯を作ってくれます。辛いですがすごく美味しいです。また、この間カザフスタンの友達のアパートにお邪魔したのですが、そこで軽いご飯を作ってくれました。そこで驚いたのが、カザフスタンでは目玉焼きに生クリームをかけて食べる習慣があるみたいで、食卓に置かれ、かけることを薦められました。とても美味しかったので、私も日本の人たちにオススメしたいです。

また、この間イングランドのサッカーリーグであるプレミアリーグが今季最終節を迎えました。本当はリバプール FCというチームを観に行きたかったのですが、チケットがどうしても手に入らなかったので、地元のニューカッスルユナイテッドを応援しに行ってきました。

ニューカッスルユナイテッドは、この試合に勝たなければ2部リーグへ降格になってしまうという大事な試合でした。さらに最終節、ホームスタジアムでの試合ということで、スタジアムは物凄い熱気に包まれていました。結果は2--0で勝利し、1部リーグの残留が決定しました。ゴールシーンでは、サポーターが総立ちになり盛り上がり、歌を歌い、旗を振り、とてもエキサイトしていました。また感動的だったのが、ダメ押しの2点目のゴールをつい先日癌を克服したMFのホナスが決めた場面でした。奇跡的な復活を遂げた選手の感動的なゴールに自分も立ち会えたことをとても嬉しく感じました。

こちらでの生活は、日本に居たときよりも何倍も時間の経過がゆっくりと感じられます。しかしその反面、なにもできていないまま時間が過ぎてしまっている気がする不安も感じています。もっと勉強したいことや手を広げたいことがあるのに、時間が間に合わないというもどかしさを感じる毎日でもあります。就活のことも考えながら、自分自身がこちらでどのような経験をして、なにを学び過ごしたかということを、日本に帰ってきたときにどんな風に話すことができるのだろうと、よく考えています。

British Columbia大学に留学している学生からの報告書 派遣留学生の声:カナダ

2015年06月29日 

5月からはレベルが上がり、新しいクラスになった。ちょうど3か月が経ちこの留学の折り返し地点に来たのだが、新しいクラスメイトや先生になったことで、初めてバンクーバーに来た時に感じた少し緊張した気持ちを思い出した。また最近はレインクーバーと呼ばれるほど雨が多いバンクーバーも、晴れの日が続き暑くなってきた。

さらに嬉しい事に、5月の中旬から1か月限定で、ケベックから100名ほどの生徒が英語を勉強しに来た。ケベックの人々は第一言語をフランス語としているためである。私にとってとても良い機会だと思う。また、私は5月の終わりに学校のアクティビティーで、ウィスラーという街へ行ってきた。ウィスラーの旅行は1泊2日だった。

ケベックの学生と同じ部屋になったのだが、彼女たちはとても親切で素敵な出会いになった。ウィスラーは美しい山があり、見ているだけで癒され、改めてカナダは自然が美しく素敵な国だと感じることができた。そのウィスラーの旅では、韓国人の友達がたくさんできた。共に夕食を作り、たくさん話をして仲を深めることができた。韓国の文化を教えてもらい、日本の文化も教えた。時には真剣に歴史の話をすることもあった。バンクーバーに来て学校に通い始めてから、様々な国の人々と友達になることができ本当に嬉しい。

もし留学していなかったら出会うことができなかったと思うと、特別な経験をしているのだということが身に染みる。留学してから、さらに他の国の文化が知りたい、言語を学んで彼らと会話をしたいと思うようになった。それが、英語を勉強したい、留学したいと思ったきっかけだったと改めて思い出した。今、私は英語でたくさんの国の人と話すことが楽しくて仕方ない。まだまだ英語力は足りないうえに、カナディアンと話す機会を増やさなくてはいけないことも分かっている。残りの3か月は、より多く友達をつくってたくさん会話をしたいと思う。