恵泉女学園大学

「いたたたたた・・・」

9月の後半あたりでしょうか、まだ日差しが容赦なく照りつける残暑の日々、足の裏に、ある異変が起こったのは・・・。朝目覚めて起きあがり、床を踏みしめようとする第一歩、決まって足の裏に痛みが走るのです。つれる様な、かなり強い痛みについ「いたたたたた・・」と次の一歩もよろけ気味。しかし不思議なことに痛さをこらえてよろよろ歩いている内に痛みは徐々に去っていきます。足の疲れかと前の晩よく揉んでも効果なし。似た例はないかと、ネットで調べてみると・・・。ありました!その名は「足底筋膜症」(そくていきんまくしょう)。「朝起きての数歩がとても痛いがそのうち軽くなってしまう」という診断文もまるで私の朝の姿を見てきたようです。原因は足の底を覆っている「足底筋膜の炎症」で「扁平足、老化によるアーチの低下などによる」とのこと。もともと扁平足気味な上に、老化、そして暑さにかまけて運動を怠り、衰えた足底筋膜が悲鳴をあげたのでは?余りにも当たり前で忘れがちな体の一部も、時にはじっくり意識してみる必要性を感じ入りました。

 今は弱っている「足底筋」を蘇らせるべく足指の「グーパー」をしている毎日です。始めは自分のものとは思えないほど開かなかった足指が、急速に本当の「パー」に全開する様になり、少々驚いています。今度は開きすぎて「猿の足」みたいになっても困るかも・・・・。(A)