恵泉女学園大学

「オブリビオン」

 少し前の週末、「オブリビオン」というSF映画を見ました。映画の舞台は2077年、エイリアンの攻撃を受け、破壊され尽くし荒廃した地球。トム・クルーズ扮するジャックは地球に残り、その上空を飛行機で一人パトロールする地球監視員の任務を課せられています。そんなある日、墜落した宇宙船の中に一人生き残った女性ジュリアを救出します。初対面なのに眠りから目覚めたジュリアは、ジャックの名をなぜか知っていて・・・。ストーリーが進むうちに、その謎も「驚愕の真実」とともに明かされていく仕組みなので、ここでやめておくことにしますが、かなり「驚愕」できたことはお知らせしておきます。主役が主役だけに、息づまるアクションシーンの連続であっという間に終わってしまいました。この映画でおまけにと言うか、予想外にちょっと嬉しかったのは「本の存在」(もちろん紙の)がストーリーの中で大事な役割を果たしていたことです。具体的に言ってしまうと「ねたばれ」になってしまう位かなり重要な小道具だったと思います。映画を見終わり、満足感とともに「本の良さ」を改めて感じたひとときになりました。(A)

夏に向けて読書会メンバーが素敵なディスプレイをしてくれました。眺めてよし、借りてよし!

display2013_6.JPG