恵泉女学園大学

KEISEN Campus News by Teachers

教職員が恵泉にまつわる様々なことを紹介します。

真の受験生応援ブログ「ベストの呪縛」

2007年01月22日

 センター試験が終わったところですね。御受験された方、2日間お疲れさまでした。

 この時期、大学、予備校を始め、様々なHPやBlogには「ベストな状態で、リラックスして試験に臨もう」という文字が躍っています。しかし、善意の励ましでありながら「ベストな状態で」、「リラックスして」という表現と発想はクセものです。

 というのは困難を排除した理想の状態をベストな状態と考えてしまうと、理想ではない現在の状態を、悲観してしまうことになりかねないからです。ベストな状態というのは幻想です。およそ物心ついてから、困難と無縁であった日などあったでしょうか(^o^)。

 また、リラックスしてと励まされますが、試験会場では緊張しないほうが無理というものです(^o^)。「試験会場では、人はリラックスできるものではない」ということを悟るとき、その人の心の中に少し平安が訪れるように思います。

 恵泉はベストな状態のあなたでなくても、お迎えしますよ(^o^)。

人文学部日本語日本文化学科 専任講師 川井章弘
担当講座 :日本語音声表現・日本語教授法など

人間社会学部への誘い

2007年01月15日

人間社会学部は、自分を成長させたい、社会や環境を良くしたい、体験を通じて実践的に学びたいと願っている人を待っています。

 この学部には、国際社会学科(国家と地域・アジアと開発・市民と人権など)、人間環境学科(心理と人間形成・園芸と生活・環境と社会など)、そしてこれらの分野から専門を自由に選ぶダブルゼミ特別コースがあります。一つの専門分野を深めるか、複数を選ぶかは貴方の自由ですが、先生たちが親身になって相談に乗ります。

 この学部のもう一つの特徴は、体験を通じた学習です。フィールドスタディの行き先は、バングラデシュ、タイ、オーストラリア、アメリカ、フランスなど多様です。一番長いのはタイの5ヶ月間で、このうち2ヵ月半は現地の村に住み込むか、NGOなどで活動します。

 コミュニティ・サービス・ラーニングは、身近な社会福祉施設やNPOなどでボランティア活動を行います。

 何かを変えたい貴方を、私たちは待っています。


人間社会学部長・教授 大橋正明

人文学部への誘い

2007年01月08日

人文学部は、日本語日本文化学科・英語コミュニケーション学科・文化学科で構成されています。

それぞれの学科には、楽しく学びながら日本語力・英語力・思考力を身につける科目がたくさんありますし、それを教えてくれる優しくてユーモアたっぷりの先生方が大勢います。

日本語力などの能力は今の日本社会が求めている基本的な「教養」です。そして真の「教養」は学ばなければ身につきません。現在流行っているものは一年ほどで廃れてしまいますが、基本的なことがらは何十年たっても変わることはないのです。

人文学部に入学して、社会に出てから本当に役立つ「教養力」を身につけてください。4月にキャンパスで会いましょう!

人文学部長・教授 澤井啓一

笑いの絶えない緑のキャンパスで力を伸ばそう!

2007年01月01日

皆様あけましておめでとうございます。
今年が皆様にとって特別に良い年となりますようお祈り申しあげます。


恵泉に来た人はみんな元気になります。もともと元気だった人はますます元気に、あまり元気のなかった人もとっても元気になります。その秘密は?

緑と花いっぱいの癒し系キャンパス
教員との距離の近い少人数教育
面白い勉強が出来る

それからイギリス式の加点法。批判されるより「これが出来たの、すごいね」と褒められた方がやる気になるのは当たり前。教員だってそうです。

いわゆる「学力」は実は記憶力が主。でも本当の学力は習得した知識をうまく結びつける総合力。社会に出てから必要とされるのも総合力やコミュニケーション能力。それらも本当の学力も、その人の心が開かれ生き生きとしているとき、本当に身につくし伸びて行きます。

恵泉に来てあなたの眠っている力を是非伸ばして下さい。私たち教職員と先輩達が、力いっぱいお手伝いします。その力をどう使うかはあなたの自由。外資系企業・NPO・フライトアテンダント・教員・留学・大学院進学それとも?

 「やっぱりそうなんだぁ☆」と思った人、キャンパスを見に来て下さい。
「ホントかなぁ☆」と思った人も、キャンパスに来てみて下さい。

そしてぜひ自分の目で、五感でじっくり確かめて下さい。見学はいつでも受け付けていますが、お電話下さればミニキャンパスツアーのサービスが受けられます。

人間が使っているのは脳のほんの一部。もったいないですね。
 
入試部長・人文学部英語コミュニケーション学科教授 榎本眞理子
専門: イギリス文学
担当科目: イギリス文学史、イギリス文化研究、卒論指導、文学等

インマヌエル!?

2006年12月25日

「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」
この名は、「神はわれわれと共におられる」という意味である。(聖書マタイ1:23)


今日は12月25日。11月初旬からイルミネーションやデコレーションで賑わっていた街やデパートは、きっと明日からはお正月モードに突入なのでしょう。

しかし!クリスマスは1月6日の公現日(東方の学者たちがイエスを拝みに来た日とされ、異教徒にも救い主が伝えられた日として祝う日)までを指すのですが、商戦のためならしかたないのでしょうね・・・。

さて、恵泉で13日に行われたクリスマス賛美礼拝は「賛美と詩の花束」と題し、チャペルに集った方々の心が合わさり、様々な時代の詩人によって紡ぎ出されたクリスマスの詩を音楽と共に味わい、真の平和を祈り合わせ、心が豊かにされました。

クリスマス。それは、イエスが私たちの救い主(キリスト)としてお生まれになったことを記念し、神に感謝する礼拝です。暗く寂しいこの時代に「神はわれわれと共におられる」というこの約束こそが「クリスマスおめでとう!」なのです。

このことに希望をもち、毎年立ち返りながら、新たな歩みをしたいものですね。

人文学部助手(キリスト教教育主任) 宇野 緑