KEISEN Campus News by Teachers
教職員が恵泉にまつわる様々なことを紹介します。
恵泉のイチオシスポット その6
2007年05月07日
「チャペル」
私のおすすめスポットはなんと言っても「チャペル」です。
特にチャペル内扉の右手にある階段を上って、パイプオルガンの近くから正面の十字架を見つめると、私はいつも心がふわりと軽くなります。
誰もいないチャペルに入ってゆっくりと二階に上がり、オルガンにまず「こんにちは」と挨拶したら、そのそばに並んでいる椅子に座って正面を眺めてみてください。
外から差し込む光の優しさと木の香りに包まれて、あなたはきっと素直な、透明な気持ちになれるでしょう。そして、それまで喧騒の中で疲れて固まっていた心が、ちょうど温かな紅茶に入れた角砂糖のようにさらさらと溶けていく、そんな音が聞こえることでしょう。
神様を信じている人も信じていない人も、等しく優しく受け入れてもらえる場所。
それがチャペルです。
人文学部 英語コミュニケーション学科教授 教職課程主任 岩佐玲子
専門:教育学 担当科目:教育原理、教職概論、英語教育基礎演習 II他
恵泉のイチオシスポット その5
2007年04月30日
私の一押しスポット 前庭
正門からキャンパスに入ると、校舎の反対側に美しい「前庭」があります。
広い芝地の奥には宿根草の花壇があり、季節ごとに色とりどりの花を咲かせ、私たちを楽しませてくれます。
また、花壇の背景となる木々も、カツラを中心に落ち着いた雰囲気のある樹種で構成されていて、前庭全体をとてもナチュラルで爽やかな印象のものにしています。
この前庭にはガーデンテーブル・チェアーが置かれていて、花を眺めながら食事をしたり、くつろいだりすることができます。
そして、ここにはもう一つ、とても魅力的な機能があります。恵泉はこの前庭も含めて、学内のほぼ全域で無線LANによるインターネットの利用が可能となっていますので、ノートパソコンがあれば、美しい花々の中でインターネットを利用した調べ物をしたり、メールをしたりすることができるのです。
ちょっとおしゃれだと思いませんか?
人間環境学科 准教授 樋口幸男
担当科目; 園芸概論、人と植物の関係学など
恵泉のイチオシスポット その4
2007年04月23日
学生と教員の距離が近いのが魅力です!
この写真は、私が所属している人間社会学部の「学部共通研究室」の一こまです。
(お仕事中の佐藤さんのかたわらで、学生は勉強、それともおしゃべり?)
先生が授業のための教材作りにいそしんでいるかたわらで、学生たちがおやつを食べながらぺちゃくちゃおしゃべりしたり、レポートの準備のためにパソコンで作業をしたりしている風景をよく見かけます。
また、先生が学生と一緒に歓談しながら、ちょっと教養ある一言で先生らしいところを見せたりすることもあるでしょう。
ちょうど中学や高校の部活の部室のような雰囲気です。でも、学生と先生が一緒に楽しそうにしているところが少し違いますね。恵泉女学園大学は、学生数が1500人弱の小ぢんまりしたアットホームな大学です。学生が教員と親しく心を通わせながら学ぶことができるのが、恵泉の魅力の1つだと思います。
高校生の皆さんも、この楽しい学びの輪に加わってみませんか?
漆畑智靖 人間社会学部 国際社会学科
担当:国際政治学、アメリカの政治・外交
恵泉のイチオシスポット その3
2007年04月16日
チャペル脇の道
「チャペル脇の道」は、東門を利用する教職員にとっては通い慣れた道です。
毎朝、始業時刻に追われる身にとって、急ぎ足で通り過ぎてしまうこの道ですが、この時期、チャペル脇の花壇には、チューリップの野生種が毎年花を咲かせてくれます。
歩み続けなければ見えない世界がある一方で、立ち止まらなければ見えない世界がここにあります。
日々、見慣れたものの中に、非日常の世界が潜み、日々、見慣れた風景の中に、学の深奥が宿っています。さてさて、これから植物について思いを馳せましょうか、それとも、チューリップにまつわる人間の営為について思索を巡らせましょうか。
おっと、一時間目の始業ベルが鳴りました^_^。。
人文学部 日本語日本文化学科 川井章弘
担当科目:日本語表現 I (音声) 日本語研究 III(日本語教育)他
恵泉のイチオシスポット その2
2007年04月09日
「アバンギャルドな空」を眺められる恵泉
大学周辺の桜がほころびはじめました。ちょっと、うきうき気分です。
昨日まで着ていたコートを脱いで、今日はデジカメをもって、あそこに直行します。そう、そこは「アバンギャルドな空」を切り取ってくれる空間。
恵泉バスから降りたら、図書館の横を通って、チャペルに向かってみてください。すぐに正面に←F棟・G棟→というサインが見えますね。わたしのお勧め、恵泉の一押しスポットはこのサインのすぐ上「連絡通路」です。まず、ここに上がって来てください。
大きなH型の柱を見上げながら、深呼吸しましょう。 そして、ゆっくり首をまわしてみてください。天にむかってそびえ立つ人工オブジェとしてのモダンな柱が空を斬新に切り取ってくれ、たちまちにあなたを異世界へと誘います。
同時に右手には雑木林、左手には桜並木の自然が講義で疲れた脳に心地よい風をおくってくれるでしょう。
ぜいたくな気分転換ができる美術館のような空間。ここで、是非あなただけの「一枚の絵」を覚えてください。
偶然にも、そんなあなたをお見かけしたら、お声をかけようと思います。
人文学部 文化学科准教授 杉山圭以子(入試副部長)
専門:インド近現代史
担当科目:比較文化論、文化学基礎研究ほか