生活園芸の取組が文部科学省特色GPに採択されました

2007年08月06日

本学のユニークな教育「生活園芸」が2007年度文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム」に採択されました。
 「特色ある大学教育支援プログラム」とは、2003年度から文部科学省によって実施されている教育改革支援事業です。各大学で実績を上げている教育方法や教育課程の工夫改善などの中で特色ある優れた取組を選定して紹介することで大学教育の質を向上させることを目的としています。
 本学はフィールドスタディを中心とした取組「専門性をもった教養教育としての体験学習」で2006年度にも特色GPに採択されており、2年連続での採択となります。



「聖書」「国際」「園芸」を教育理念とする本学では、学士課程教育の目的を真理の探究と人間性の涵養による世界の平和に貢献できる自立した女性の育成と位置づけている。
本取組では、この目的を達成するために、有機園芸によるいのちを育む体験を通して、共生、循環、多様性を実感させ、これを生活の中で実践・展開できる「持続可能な環境と社会を担う市民」を育てる活動を行っている。
その中核は1年次必修の共通科目「生活園芸 I」で、大学に隣接する教育農場における作物栽培実習である。本学の教育理念の理解を促す科目として機能し、学生の大学への帰属意識を高めるとともに豊かな人間性の涵養に成果を上げている。
本学の生活園芸は、人間社会学部人間環境学科の専門教育においてさらに展開され、地域社会における園芸活動の支援においても成果をあげている。これを既存の副専攻制度に結びつけて全学に広げ、園芸を通した地域社会への貢献を推進する。




【関連資料】
選定理由(PDF)
申請書(PDF)
プレゼンテーション資料(PDF)

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