1年間のカナダ留学について


英語コミュニケーション学科(2016年度入学生まで)3年

私はバンク-バー島、コモックスバレーという町にあるNorth Island Collegeに1年間留学し、英語と数学を勉強していました。どのクラスも少人数制で、先生と生徒の距離がとても近く、質問も積極的にすることができました。授業内容は、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングを中心に学び、特にリスニングでは、クラスメートと話す機会が多かったので、いろいろな国の英語に触れることができました。また、先住民の方がクラスに来てくださり、直接彼らの歴史や文化についての話を聞けたことは良い思い出になりました。そして、毎日学校へ通うのが充実していたので、最終日の授業の日は寂しい気持ちでいっぱいでした。

留学中は、カナダ人の家庭でホームステイをして暮らしていました。ホストファーザー・ホストマザーは私の両親と同じ年代で、常に私の事を最優先に考えてくれ、何か困ったことがあった時は、いつも親身になって相談にのってくれました。悩みを打ち明けることも多く、留学生活を精神的に支えてもらいました。

留学前1年は長いなと思っていましたが、帰国してみるとカナダでの留学生活はとても早く感じました。今でもカナダでの楽しい思い出がよみがえってきます。留学中は、カナダ人だけではなく、フィリピン、タイ、韓国、中国、チベットなど世界各地からの留学生や移住者の友達ができました。彼らはつらいときに私の話を聞いてくれたり、一緒に楽しく時間を過ごすなどし、彼らがいたからこそ、私は無事に1年間の留学を終えることができたのだと思います。多くの人々の支えに感謝しつつ、将来は語学を生かせ、人に携わるお仕事に就きたいと考えています。