紙芝居文化の会とのZoom交流会の実施

2021年08月02日

2021年7月21日(水)、本学のKPKA(クプカ:恵泉平和紙芝居研究会)の2名、教養基礎演習Iの受講生3名が90分の紙芝居文化の会とのZoom交流会に参加しました。交流会では学生による平和紙芝居『二度と』の実演が日本語と英語で行なわれました。交流会には松井エイコ氏(壁画家、紙芝居作家)をはじめとする、紙芝居文化の会の運営委員と会員のみなさま11名が参加してくださいました。
今回も第三回平和紙芝居勉強会と同様に、紙芝居の舞台を使用しての「抜く・差し込む」の動作は演者とは異なる別の人が担当しました。実演者の学生は聞き手の視線をあたたかい励ましの声と感じ、いつも以上に納得のいく実演を行うことができました。実演のあとは、実演者からの振り返り、学生、教員、紙芝居文化の会のみなさま、松井氏からのコメントがありました。
今後も、この交流会が継続して行われることを確認し合い、終了となりました。

当日の主なプログラムは以下の通りです。

  1. 学生による日本語での紙芝居『二度と』の実演
    脚本・絵 松井エイコ (写真 小川虎彦 他撮影)(2005年、童心社)
  2. 学生による英語での『二度と』の実演
  3. 別の学生による日本語での紙芝居『二度と』の実演
  4. これからに向けて

わたしのまなび

私は、練習として『二度と』という紙芝居を読んだことがあるが、この作品は、感情の含め方、声色の違いで、作品が伝えたい事を伝えられない、繊細な作品であると思っていた。
しかし、今回のZoom交流会で、『二度と』の作品を実演なさった方々は、様々な表現を用いて、聞き手側に、紙芝居の中にいるような臨場感を感じさせていた。これにより、様々な伝え方があるという事を、作品を通して学ぶことができた。
自分が、未熟であることを再度理解し、今回この交流会で学んだことを基に、紙芝居を通して、平和を伝える活動を続けていきたい。

(社会園芸学科3年 R.U.)