KEES(キーズ)による多摩市内かおり保育園でのおはなし会の実施

2020年02月17日

本学「KEES」(キーズ:恵泉英語教育研究会)のメンバー7人が、2月10日(月)に落合にあるかおり保育園を訪問し活動しました。年少、年中、年長のそれぞれ30名ほどの子どもたちを対象に9時30分より、3クラス25分ずつ、日本語や英語で絵本の読み聞かせを行い英語の歌を歌いました。愉快な絵本の絵やお話しに子どもたちは大喜びでした。3クラスに向けて同じ活動を行うという恵まれた環境の中、メンバーは咄嗟の改善を行うことができ、大きな自信につながりました。

プログラムは下記の通りです。

  1. Hello song こんにちはの歌♪
  2. 日本語の絵本 『ええやん、そのままで』
  3. 英語の絵本 It's Okay to Be Different
  4. 英語の絵本 From Head to Toe
  5. 英語の歌 Little Snowflake
  6. Goodbye song さようならの歌♪

学生の学び

今年度、2回目のかおり保育園での活動は、やはり1日に3回も活動ができるため、子どもとの触れ合い方などが回数を重ねるたびに、慣れていったように感じた。また、たった1歳の違いで、反応が全く違うことにも驚かされた。
年少クラスでは言葉が面白いと子どもはすぐに笑うが、年長クラスの子どもになるとなんでも笑うと言うよりは、話の意味がわかって笑っていて子どもの大きな成長に驚いた。加えて、小学校などでは英語教育がどんどん導入されていく中で、なかなか子どもたちはついていくのが大変なのかと考えていたが、かおり保育園の園児は皆で感謝の言葉を英語で言うことができ、体のパーツや、動物の名前をたくさん英語で覚えていてとても驚いた。私たちの活動が、園児たちの英語習得の力になればと思った。

(英語コミュニケーション学科2年 N.T.)

今回、夏休み以来に、かおり保育園での活動を行った。私は、From Head to Toeの絵本を担当した。本を読んでいる最中に、子どもたちがとても楽しそうに参加していたので、良かったなと感じた。子どもたちが聞きやすいように、ゆっくりと子どもたちと目線を合わせて読むことを意識するようにした。知っている動物が出てくるからなのか、「あ!知ってる!」と元気に反応していた。一方で、知らない動物が出てくると、子どもたちなりに考えて「これ、ロバじゃない?」などと発言しながら参加していた。知らない動物が出てきても、子どもたちなりに考えていたので、とてもいいことだなと感じた。
読んでいる最中に、子どもたちがざわざわしていたのでどのタイミングで読めばいいのかがわからなかった。次回の活動ではどうしたらいいかを考えた方がいいと思った。
どのクラスの子どもたちも、とても楽しそうに参加してくれていたので、こちらも楽しみながら参加することができて良かった。

(英語コミュニケーション学科1年 M.H.)

今回は同じ絵本を日本語バージョンと英語バージョンで読んだ。子どもたちが「あっ、これ日本語だと○○だ!」などと言い、英語が理解できていた。日本語バージョンも関西弁であったため、子どもたちが理解できるか不安だったが、「なんで〜?、どういう意味〜?」など言いながらも最後は「そういうことね!!」と笑いがあり嬉しかった。また、前回のかおり保育園に行った時の本の内容を覚えていた子どももたくさんいて嬉しかった。

(英語コミュニケーション学科2年 A.Y.)