KEESによる多摩児童図書館でのお話し会の実施

2018年09月21日

9月13日(木)に、KEES(恵泉英語教育研究会)メンバー6名が、多摩センター駅近くにある一般社団法人 多摩児童図書館(多摩キッズライブラリー)を訪問し、英語で絵本の読み聞かせや歌を歌い、30分程度の「お話し会」を実施しました。当日は5組の親子、10名が参加し、6ヶ月の赤ちゃんから3歳までの年齢層となりました。会の開始前に子ども達との交流の機会もありました。

プログラム

  1. ♪Hello Song(こんにちは)♪
  2. 英語の絵本  "Hug!" (「ぎゅっ」) By Jez Alborough
  3. 英語で歌 「ぞうさん」("The Elephant Song")
  4. 英語で絵本 「パンダなりきりたいそう」 ("Panda Exercise")
  5. 英語の歌 "Head, Shoulders, Knees and Toes"
  6. 英語の歌 "Skidamarink"
  7. ♪Goodbye Song(さようなら)♪

学生の学び

今回多摩キッズライブラリーの活動を通して改めて子どもを巻き込んで絵本を読み聞かせたり歌を歌ってもらったりすることの難しさを感じました。お母さん方が一緒に踊ってくださったり、絵本に対して○○だよとお子さんにおっしゃってくださり、私達も大変やりやすかったです。日本語の絵本を英語にするというのは難しい部分も多くありましたが、簡単な英語にするという点で自分たちのスキルアップにもつながったと感じています。

(英語コミュニケーション学科2年 R.M.)

今回の活動を通して学んだことは、小さい子どもに対して絵本の内容を伝える難しさです。以前も多摩児童図書館で活動したことがありましたが、今回改めて乳幼児に内容を楽しんでもらうことは難しいと感じました。今回、私は絵本を担当しました。そこで、立ち膝をして絵本を読むという工夫をしましたが、それはとても良かったと思います。しかし、もう少し感情を込めて読めばストーリー性がもっと出たのではと感じました。次回、もっと上手に読めるようになりたいと思います。

(英語コミュニケーション学科2年 M.O.)

乳児を活動に一緒に参加してもらうためには、一緒にいる保護者を引き込む必要があると学びました。その為には私達がもっと積極的にならなければ、いけないなと思いました。難しさもありますが、まずは笑顔や声など基本的なことからもう一度見直して、次の活動に生かして行きたいと思います。

(英語コミュニケーション学科2年 M.G.)

まだ日本語もままならない子どもたちがいる中での英語での読み聞かせの大変さを改めて実感しました。しかし、子どもたちが絵を真剣にみてくれたり、お母さん方が積極的に参加してくださったりしたので、私自身にとって充実した時間になりました。

(英語コミュニケーション学科2年 N.N.)

今回もとても有意義な時間を過ごすことが出来ました。多摩児童図書館には未就学児の子どもたちが多いので私達が発する英語はまだ難しかったと思いますが、私達を見つめる視線がとても真剣だったので、何かが伝わっているような気がして嬉しかったです。まだ小さな子には英語として直接意味が伝わらなくても、英語の音や感覚を楽しんでもらうことで親しみを感じてもらうことが大切だと学びました。

(英語コミュニケーション学科2年 N.I.)

今回の活動は、生まれてまだ1歳にも満たない赤ちゃんも何人かいたりしたので、今までの活動の中で一番、どうしたら伝わるのか難しいと感じた活動でした。本の読み聞かせの時はあまり伝わっていないかもしれないと心配でしたが、歌の時は曲が流れるとそれにノッたように体を動かす子もいたので、伝わっていると感じて嬉しく思いました。

(英語コミュニケーション学科2年 H.D.)