短期フィールドスタディ(短期FS)

短期フィールドスタディとは

2022年度、短期フィールドスタディは本格的に再開しました。短期フィールドスタディとは、それぞれの地域について研究を蓄積してきた教員が、10日~2週間の期間で学生をその現場に案内して特定のテーマについて学ぶプログラムです。2年生以上が対象となっており、年度により訪問する地域やテーマが異なります。出発までは、事前学習として行き先別に用意された「フィールドスタディ入門Ⅰ」の授業でそれぞれの地域について基礎的な知識を習得し、参加学生は一人ひとり個別のテーマを設定します。帰国後は、「フィールドスタディⅥ」の授業で事後学習を行い、各自の定めたテーマについて論文・レポートを執筆します。

短期フィールドスタディは修学旅行や研修旅行とは異なり、あらかじめ設定された目的地だけでなく、そこへ行くための航空機や列車、バス、窓から見える森の色や人びとの暮らしが、あなたの問題意識に火をつけるかもしれません。そんな思いもよらない出会いが期待できるのが、恵泉の短期フィールドスタディです!

なお、COVID-19感染拡大の影響で2020年度は海外プログラムは中止となりましたが、それでも東アジアFSはオンラインで実施しました。2021年度は、海外渡航が難しい場合には国内に切り替えるという条件で、事前授業を再開し、国内開催、東アジアFSのみオンラインと国内視察の組み合わせで実施しました。そして、2022年度の本格再開に至っています(ただし、カリフォルニアFSはコロナで中止、インドネシアFSは履修人数不足で開講せず)。

2022年度の短期フィールドスタディ一覧

カリフォルニア短期フィールドスタディ

持続可能な「食」、「農」、「環境」のあり方について考える

担当教員 澤登 早苗(社会園芸学科)
期間 夏季休暇中

インドネシア短期フィールドスタディ

インドネシアで考える持続可能な社会のかたち ~アジアの伝統文化とイスラムの狭間で~

担当教員 高橋 清貴(国際社会学科)
期間

東アジア短期フィールドスタディ

第4次産業革命の時代、日韓企業の比較研究

担当教員 李 泳釆(国際社会学科)
期間 春季休暇中

短期タイ・カンボジアフィールドスタディ

山地民の暮らしから学ぶ

担当教員 高橋清貴(国際社会学科)・押山 正紀
期間 春季休暇中