教育心理学

※2014年4月より現代社会学科に名称変更致します

教育心理学

担当教員:斎藤 謁

子どもの認知発達について乳児期から児童期までを学習する「教育心理学」。特に乳児期の能力に関する実験を学ぶことを通して、その意味を考えていく授業です。
子どもの発達を考えて扱っていくと、認知発達と感情の発達が深く関わり合っていることが分かってきます。この認知発達を中心に学習を進め、子どもが育つ過程の中で表れてくる問題を随時取り上げて学びます。

シラバス

ある日の授業風景

今日の授業は「脳と心」がテーマ。脳と、脳から直接出ている抹消神経(脳神経)の役割について学びます。
ヒトの脳には、嗅神経・視神経・動眼神経をはじめとする神経が左右それぞれに12種類。それぞれに感覚や運動の要素を持ち、緊張やイライラを感じた時に働く「交感神経」が支配するもの、リラックスした時に働く「副交感神経」が支配するものがあり、それに加えて、パーキンソン病や運動麻痺など、神経の経路障害によって引き起こされる病までと広く学びます。
脳と心のメカニズムを知り、これらの知識を蓄積することは、認知発達を知る上で重要です。