二十四節気

毎年、1月頃になると手帳を新しくしています。いろいろとスケジュールを書き込むのにくわえて、二十四節気も調べて書いています。これを書くようになったのが、森下典子さんが書かれた『日日是好日』と、その続編にあたる『好日日記』を読んでからです。
一時期、おすすめの本を貸していただく機会がたびたびあり、『日日是好日』と『好日日記』 もその中でお借りしたものでした。自分が手に取る本は、どうしても偏ったジャンルが多いため、とても有難く楽しい機会でした。この二冊は、茶道教室に通う著者の森下さんの日常を通して、茶道や季節の変化が語られます。言葉の選び方や表現がとても素敵で、季節の匂いまで感じるほどでした。
その中で書かれていたのが、二十四節気でした。それまであまり意識せずに過ごしていたので、とても新鮮に感じました。そこから、毎年手帳を新しくするときには書き込むようになりました。少し誤差はあっても割とその通りに季節の変化があるもので、そろそろこの時期だから季節の変化がある頃かな、と密かに楽しんでいます。
次は、2月4日の立春、2月19日の雨水と続きます。大寒を過ぎ、少しずつ春に向けて暖かくなるのを今から楽しみにしています。(C)