『下町ロケット』ふたたび

あの熱血ドラマがかえってきました!

2015年に某テレビにて放映された『下町ロケット』(原作・池井戸潤)は、話の面白さと俳優さんたちの熱演もあって、視聴率も随分高かったようです。舞台は下町の中小企業・佃製作所。社長の佃航平を中心に、社員一丸となって次々に襲いかかる困難に立ち向かう姿に、胸を熱くした方も多かったのでは。

さて、この10月から始まっている続編ですが、前回に引き続きわくわくしながら観ています。3年前の、ロケットエンジンや心臓の人工弁の開発から打って変わって、テーマは農業です。高齢化していく一方の農家を少しでも助けたいと、大手会社と一緒に農業用の無人トラクターの開発を手がけることに。でも、実際にこうしたトラクターってあるのでしょうか。そう思ってネットで検索してみたら、あるんですね。

実はもう原作を読んでしまいました(後日当館に寄贈しようと思います)。でも、原作と若干違う部分もあるでしょうから、それはそれで楽しみです。家人は、「最初から筋書きが分かっているから」と冷めたことを言っておりますが。

キャストが多彩なのも人気の一因でしょう。落語家、歌舞伎役者、お笑い芸人など、ドラマでまた違った面を見せてくれます。ともあれ、最終回まで目が離せません。(Y)