連休に出会った「技」二つ

いつもあっという間に終わってしまう連休がいまや遠いことの様に思われますが、今年もわたしの場合はひごろたまった雑用をしたり、近場にちょっと出かけるだけという「出不精」な人間にありがちな過ごし方になってしまいました。そんな連休中に「ぶらり旅」風の番組をテレビで見ていた際、麦わら帽子を作る老舗の会社を訪れ、工場で製作の様子を見るシーンがありました。そこで原材料に使っているのは麦わらを78本束ねてつくった一本の長い麦わらの紐。それをミシンでどんどん手で縫いあわせていくとみるみるうちに麦わら帽子のかたちになっていくのです。型は手元に置いて見るだけ。なかなかそのイメージが伝わらないかと思い、なんとか絵にしてみたのが下の図です。といってもわざわざ絵に描くまでも無くわたしが知らなかっただけなのかもしれませんが・・・。とにかくその熟練技の鮮やかさには目を見張ってしまいました。ところがそのあと偶然にも多摩センターのビル内の雑貨売り場で、まさにその麦わら帽子そのものが特別展示販売しているのを発見。その「技」をまじかに見ることができちょっと嬉しかったです。

 ふたつめは下の写真です。これは食品サンプルなのですが、一つ一つが大変に小さく、ご飯茶碗も、手の指の爪くらいの大きさしかないのです(ちなみにガラスケースの上に置いてあるのは貸出用の虫めがねです)。色々な定食や卵かけご飯、お寿司、ケーキなどの様々なスイーツも全て同じ位のサイズ。銀座のギャラリーで開かれた個人の作品展でしたが、来場者は(わたしを含め)鼻が展示ケースにくっつきそうになりながら、精緻な作品に見入っていました。お腹は一杯になりませんでしたが、目と心は充たされたひとときでした。                                                      (A)                                      

 

麦わら帽子.GIF

 

カウンター便り用.GIF