カウンターだより

本に囲まれて過ごす図書館スタッフの、日々のつぶやきです。感想は直接カウンターまでどうぞ。

「聖なる?ハードル」

2025年11月20日

   一挙に秋の深まった11月も半ばをすぎ、12月もすぐそこ。そして12月といえば・・そう、クリスマスです。恵泉でもクリスマス礼拝がありますね。クリスマス礼拝には教職員の聖歌隊である「天使隊」としてここ数年参加しています。クリスマス礼拝ではクリスマスにちなむ様々な素敵な賛美の歌が歌われますが、聖歌隊が入堂する時はいつも同じ歌「Candlelight Carol」が歌われます。パイプオルガンの音色とともにこの歌が聞こえてきて聖歌隊が入堂するとき、何度聞いてもなぜかとても感動(感涙?)してしまいます。チャペルの席で聞いていたときはもちろんですが、天使隊に参加するようになっても聖歌隊の後について入堂する時この歌が始まると、やはりじんわりと感動が沸きあがってくるのを抑えられませんでした。ところが今年のクリスマス礼拝ではなんとわたしたち天使隊もこの歌を歌うことになったのです。それはつまり、まず歌の歌詞(英語の)を暗記し、しかも本番は入堂しつつ歌うということを意味しているのです。ウルウルしている場合ではありません。その高いハードルにプラスして頭は記憶力の弱体化の一途をたどっているわけで・・・。今までのお気楽な状況が一挙に吹き飛んでしまいました。うまくいくかどうかはまさに神のみぞ知る・・・です。
 とりあえず今は、朝の通勤時にバス停へ歩く道すがら誰も歩いてこない時に、小声で歌う(もちろんマスクで)ことを日課にしつつあります。クリスマスへのカウントダウンがいつもより早く始まっている感じがする今日この頃です。(A)