恵話会・KEES・KPKA活動報告

KEES

平成26年第2回小学校語外国活動研修会の実施

2014年08月04日

多摩市教育委員会からの要請を受け、今年度も本学において多摩市立小学校・中学校の先生達約30名を対象に、小学校外国語活動研修会を実施しました。今回の研修テーマは「小学校英語―子どもの学習能力に寄り添う指導方法・活動の提案」。良質のインプットを多く子供たちに与えることの大切を解説するとともに、明日にでもすぐに教室で使えるような実践的なコミュニケーション活動を紹介しました。

詳細内容

日時:2014年8月1日(金)

時間:9:00-12:00

テーマ:「小学校英語―子どもの学習能力に寄り添う指導方法・活動の提案」

対象:多摩市立小学校・中学校の教員(約30名)

講師:恵泉英語教育研究会(KEES)指導者 永井淳子

多摩市立南鶴牧小学校での外国語活動の実践

2014年06月19日

英語を子供達に教えることに興味を持つ学生から成る「恵泉英語教育研究会(Keisen English Education Society = KEES)」のメンバーが、6月11日に多摩市立南鶴牧小学校の5年生クラスを訪問し、担任の先生のご協力を仰ぎながら外国語活動の実践を行いました。KEESは、大学が行う地域貢献活動の一つとして、2007年より稲城市や多摩市内の小学校において、英語の楽しさを伝える授業に取り組んでいます。

外国語活動の実践に参加した学生の感想 先日、多摩市立南鶴牧小学校に行き英語活動を行ってきました。5年生のふたつのクラスで英語活動をしましたが、どちらのクラスも楽しんでくれていたようで、授業中たくさんの子供たちの笑顔を見ることができ嬉しく感じました。今回の活動の中で様々な反省点が見つかったので、これからの授業で先生が教えてくださることをたくさん吸収し、反省点を生かし、より良い活動ができたらと思います。また自分自身が成長できるように頑張りたいと思います。

(英語コミュニケーション学科3年 松山未来)

恵泉英語教育研究会 (KEES)の7年間の活動を紹介した本が刊行されました!

2014年03月03日

恵泉女学園大学の地域貢献活動として、2007年度より、
多摩市内の小学校外国語活動のクラスで英語授業のサポートをしている
恵泉英語教育研究会(KEES)の活動を紹介した本が明治図書より刊行されました。

下記のアドレスよりご覧ください(購入もできます):
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-126112-2

多摩市立西愛宕小学校での英語発表会

2013年10月31日

活動日:2013年10月30日
西愛宕小学校での英語発表会のサポートを終えた感想:
いつもは事前に用意された指導案を使って活動していましたが、今回は私と他のメンバー2人が指導案作成の担当になったため、絵本や目標言語を決めるとこからスタートしました。私は以前教育学の授業で「あるアニメ映画の監督はお客さんの反応も作成中の原稿に書き込んである」ということを知りました。お客さんは劇場でただ見ているだけでなく、お客さんの心の変動や、つい言葉にしてしまうようなリアクションを大切にしながら物語を進めるのがその監督の方針だということでした。それに倣って、私もどのようにしたら子供たちの発話やリアクションを引き出せるかを考えながら指導案を作成しました。練習指導の日はいつも緊張しました。児童は素直なので過去には「つまらない」と言われたこともありましたが、そういう時に限って私たちは自分達の目標を達成することばかり考えていました。しかし今回はメンバー同士入念に事前打ち合わせをし、皆の目標や理想が一致できるように十分に時間をかけて話しあいました。結果、授業が終わった時児童たちが「もっとやりたい!」と言ってくれました。それがとてもうれしく、その声が聞けた時こそ私たちが成功した瞬間だと思いました。英語劇も無事に終わり、始まる前よりもずっと自信に満ちた児童たちの姿を見て自然と私も勇気をもらいました。人に教育する責任の重さや、英語の楽しさを分かち合いたいと思う気持ちを、私自身児童からたくさん学びました。貴重な体験に感謝しています。本当にありがとうございました。

(KEES 3年生 繁田栞)

多摩市立豊ヶ丘小学校での外国語活動の実践

2013年06月27日

活動日:2013年6月26日
活動内容:
今回はトルストイの絵本「The Gigantic Turnip(大きなカブ)」を題材に英語劇や歌、チャンツなどを用いて外国語活動を行いました。大きさの大小や家族関係を表す言葉に慣れ、絵本に出てくる動物の鳴き声を学ぶことが目標でした。大きく分かりやすいジェスチャーで、新しい言葉を日本語を使わず、英語のまま理解したり、また、ゲームで新しく習った言葉を実践して使ってみるというのはKEES 独自の学習法ですが、今回の活動を行ったことによって私はその大切さを実感しました。学習支援で普段の授業を訪問させていただいたり、2回目の外国語活動だったこともあり、児童たちとの距離も縮まり、とてもよい雰囲気の中で活動をすることができました。メンバー全員参加の英語劇では、私たちは児童をどれくらい劇に引き込めることができるか、楽しいと感じてもらえるかなど、正直少し不安でした。しかし、本番、児童たちの反応は「この後どうなるのかなあ?」と好奇心に満ち、楽しそうに見てくれていたので、とてもうれしく良かったと思いました。担任の先生方もメインの"Gigantic Turnip"役として劇に参加してくださったので、更に盛り上がりましたし、私たちも頑張ろうと思うパワーをいただきました。本当にありがとうございました。活動が終わった後、休み時間に習った歌を口ずさんでくれている子供がいました。この歌をいつまで歌ってくれるのかなぁ、明日からしばらく、できたらずっと歌い続けてくれたら自然とさまざまな英語が定着するんだなぁと思い、私はKEESの英語学習法を改めていいなと感じ、自分たちの活動に自信が持てました。子供たちの様子や反応に対してどう働きかけるか、まだまだこれから課題がたくさんありますが、豊ヶ丘小チームらしくいつも前向きに、明るく前進していけたらいいなと思います。

(KEES 3年生 多田 萌)