4/21 KPKA イースター礼拝での絵本朗読

2022年10月08日

4月21日(木)に行われたイースター礼拝では、KPKAのメンバー5人が、絵本『わすれられないおくりもの』(スーザン・バーレイ作・絵/小川仁央訳 評論社)を朗読しました。
この絵本は、優しく思いやりのある生き方をしたアナグマと友だちの物語です。
誰からも慕われ、頼りにされていたアナグマが死にました。野原のみんなは深い哀しみにしずみます。しかし、アナグマが一人ひとりにすてきなおくりものを残していってくれたことに皆は少しずつ気づきます。死んだ後も皆の心の中に生き続けるアナグマの姿から、生きることと死ぬことの意味が、静かにあたたかく伝わってくる作品です
コロナ禍の中での礼拝のためマスクをつけての朗読でしたが、一つひとつの言葉を大切にした誠実な読みによって、チャペル全体が絵本の放つ愛のメッセージに優しくあたたかく包まれました。

わたしのまなび

私は今回のイースター礼拝では初めて、沢山の在校生や大学の先生方に向けて絵本を読みました。いつもは保育園や施設の方々の前で読んでいるため、その時とは違った雰囲気で読まなければならず、少し難しいところもありました。しかし、練習のために絵本を読み込んでいくうち、この絵本が読者に伝えたいメッセージを感じ取れるようになり、それからは自分の大切にしている人を想いながら読むようになりました。そして、本番では在校生や先生方一人一人を見て私が感じ取った絵本からのメッセージを伝えるようにすることを意識して読むことができました。今回のイースター礼拝で学んだことを今後の活動にも活かしていき、沢山の人に温かい気持ちを届けられるようにしていきたいです。

(英語コミュニケーション学科 2年 Y.Y.)

私は4/21(木)に、クプカのメンバーとして、絵本『わすれられないおくりもの』を朗読しました。チャペルには席に収まり切れないほど、たくさんの学生や先生方が来てくださって、とても嬉しかったです。私は、ここにいる観客の皆さんのために、心を込めて朗読しようと意識しました。その結果、この絵本の落ち着いた雰囲気を大切に、丁寧に朗読することができたと思います。礼拝終了後、フジオカ先生からお褒めの言葉を頂くことができて、達成感を感じました。

(英語コミュニケーション学科2年 W.S.)

他のサークルでお世話になっている先輩の紹介で、KPKAがチャペルで絵本を大勢の方の前で読むという貴重な体験をすることができました。この活動に関する一連の流れは、すべて初めての経験でした。事前に、KPKAとシャロンの二つのサークルが集まって話し合いをしたり、メンバーがどこを読むのか、その振り分けはどうするのかなど、初めてのことで戸惑ってしまったりもしました。ですが、次に同じような機会があれば、今回のことを生かしてさらに良い活動ができると思います。

(国際社会学科2年 O.H.)