KEES(キーズ)による多摩市内保育園でのおはなし会の実施

2022年01月11日

本学のKEES(キーズ:恵泉英語教育研究会)のメンバー4人が、今年度、2回目の活動として、12月24日(金)に多摩市内の保育園を訪問しました。年中・年長クラスのおよそ30名の子どもたちを対象に午前中、30分ほど英語で絵本の読み聞かせ、歌の活動を行いました。コロナ禍であってもこのような機会が与えられたことに感謝でいっぱいです。途中、活動内容で予期せぬことが起こりましたが、チームワークでがんばりました。今回も多くの気づき、発見の学びがあり、今後の活動につなげることができました。

保育園での活動プログラムは下記の通りです。

  • Hello Song こんにちはの歌♪
  • 英語の歌♪クリスマスソング:「ジングルベル」「サンタが町にやってくる」
  • 英語の絵本 "Some Dogs Do" (ぜんぶのイヌではないけれど)
  • じゃんけん列車
  • Goodbye Song さようならの歌♪

わたしのまなび

今回は、クリスマスソングのほかに、Some Dogs Doという絵本と、じゃんけん列車を行った。クリスマス会自体はとても良かったが、子どもたちが本当に楽しんでくれているのか、よく実感できなかった。絵本の読み聞かせでは、いろいろ私の中でトラブルが相次ぎ、あたふたしてしまったためだ。また、英語の絵本の選定にも、もっと注意深く行う必要があると痛感した。これらの学びを良い機会に、今後は皆と研究していきたい。

(英語コミュニケーション学科1年 S.W.)

今回のお楽しみ会では、英語の世界を伝える難しさを痛感した。なぜならまだ英語に慣れていない子供たちが英語を理解することへの難しさがあるからである。そこで、なぜここまで英語にこだわるかが疑問になっていく。英語にこだわる理由としては、KEESそのものが英語を主体にしているからである。だからこそ、子どもたちが大きくなる前に英語の楽しさを伝えていかなければならない。

(英語コミュニケーション学科3年 S.N.)

私は、Hello SongとGoodbye Songを担当した。練習では、問題なく歌えたが本番になると、緊張して上手に歌えなかった。本番前にきちんと自分で何回も練習をしておくことが必要だったと反省した。だが、子どもたちが一生懸命、私の真似をしてくれていたので、安心した。英語絵本の "Some Dogs Do"の持ち手を行ったが、どの位置で支えると子どもたち全員が見やすくなるのかを考えるのが難しかった。反省点を今後に活かしていきたい。

(英語コミュニケーション学科3年 M.H.)

今回の活動では子どもたちに「英語」を楽しんでもらうという部分が欠けてしまった。前回の活動での課題は改善し、前回より楽しんではもらえたが、英語にというよりただゲームなど遊ぶという行動に楽しんでいるように感じた。

私は幼い頃、ネイティブの先生のいる英会話教室に通っていた。その時の事が、発音やリスニングという部分で今少し生きているように感じる。今回に限らず、今までの活動で感じた事は、活動の中で英語の意味を伝えて絵本の読み聞かせなどを行う事はもちろん大切だが、感覚的なものを身につける事が大切だと思う。これは一度身につけば学生になって英語を学ぶ際にもより簡単に楽しく学ぶ事ができる。私は子どもたちの為にこれが幼い今だからこそ行うべき事だと考える。今後の活動では子どもたちが楽しめるようにある程度の意味を伝え、五感に触れるような事も行えるようにしたい。

(英語コミュニケーション学科3年 K.H.)