内山 紗智子(旧姓:計良) さん 日本文化学科

■卒業年:2001年3月卒業
■勤務先:株式会社小田急エージェンシー

私は、株式会社小田急エージェンシーという小田急グループの広告代理店で営業の仕事をしています。お客様の利益向上を目標に、消費者とどのようにコミュニケーションをとるかを考える毎日を過ごしています。仕事の中で日々感じるのは、「人と人のつながり」の大切さ。いい仕事をするためには、コミュニケーション能力が大切だと感じています。それは饒舌になるということではなく、真摯に向き合うこと。それを感じさせてくださった方々が、恵泉にはいました。

恵泉はアットホームな大学で、ゼミの教授ととても近い距離で話ができました。研究内容のことはもちろん、就職の相談など幅広く相談に乗って頂き、就職後もフラッとお邪魔して話を聞いて頂いていました。卒業して10年になりますが、ゼミ以外の授業でお世話になった先生も私を覚えてくださっていて、今でもお会いすると和やかな笑顔で迎えてくださいます。学生ひとりひとりを丁寧にフォローしていること感じられる大学は、珍しいのではないでしょうか。事務の方も同じです。私が就職活動をしていた時は、就職氷河期と言われる時でした。「信和会」という生徒会の副会長の活動を通し、私は広告代理店に就職したいと思うようになりました。就職室でエントリーシートや面接の相談に乗って頂いたり会社の情報を頂いたり、その時にお世話になった方が就職室にいらっしゃらなければ今の私はなかったかも、と感じる程親身になってくださいました。
コミュニケーションの機器が発達している今だからこそコミュニケーションは難しく、より大切になったと感じます。毎日が勉強です。恵泉で身を持って感じた温度の感じられるコミュニケーションを礎に、邁進して参ります。