「生活園芸Ⅰ」青空のもとスタート!

何年かぶりに、全クラスが快晴の中で最初の「生活園芸」での授業を始めることができました。
全速力で駆け抜けていった今年の春。昨年の今頃は、サクラやベニスモモなどが咲いていたのに、今年はもう葉桜に...。それでも、今年もウェルカムチューリップと菜の花が新入生を迎えてくれました。
*ウェルカムチューリップとは、新入生を可愛いチューリップで迎えるために、「生活園芸Ⅱ」澤登クラスで、初回の授業の時に開花するように、植え付け時期を遅らせたチューリップです。

初回はまず身仕度から!安全に快適に実習をするのに適した服装はどのようなものか、「生活園芸Ⅰ」の授業をどのように進めていくかなど、担当教員より説明がありました。みんな、真剣に話を聞いていました。

話しに続いて、最初の授業は今年も畑でジャガイモの植え付けをしました。「これで、ジャガイモができるの?」と話す学生の声も聞こえてきました。楽しみにしている様子が見られ、私たちも嬉しくなりました。

2回目の授業では、7月に行う草花検定5級で出題される草花の紹介と、ムギワラギクのタネまきを行いました。草花紹介では、カーネーションなど身近な植物が多く含まれているためか、「あっ!知ってる!」という表情が見られ、アイスランドポピーやデージーなど、初めて見るものは、じーっと目を凝らしている様子が伝わってきました。
あるクラスでは、特別講師として4年生のTA(Teaching Assistant)の学生が説明をしてくれました。1級を取得するために勉強中のこの学生は、覚えやすいポイントなども教えてくれました。
紹介した草花は、学内の花壇で見ることができます。楽しみながら名前を覚えてほしいと願っています。

畑では、難易度の高いムギワラギクのタネまきをしました。大学で毎年自家採種している、小さなタネを畑に直接まきます。たくさんの好条件が重ならないとなかなか発芽しません。丁寧な作業が必要となります。今年の発芽率やいかに!

園芸教育室 スタッフ

  • 今年の初回授業の畑
  • 昨年の畑の様子
  • 青空のもと作業
  • ジャガイモと真剣に向き合ってます
  • はじめてジャガイモを植える学生も!
  • 先輩の草花紹介!
  • 慎重に!ムギワラギクタネまき
  • 昨年より2週間早いブルーベリーの開花