ダイコン播種とハクサイ植え付け

9月下旬、秋学期の授業が始まりました。「生活園芸Ⅰ」は1年生の必修科目です。教育農場で、2人一組で約1㎡の区画を4つ割り当てられ、1年間で12種類の野菜や花を栽培します。その様子を4年生のティーチングアシスタント(TA)が報告します。今回は9月25日 の報告です。

9月にしては暑い陽気が続く中、この日は秋の気配を感じさせる空気が教育農場に流れていました。暑すぎず涼しすぎず、畑作業をするのにとても適した天気だったと思います。
夏休み明け一発目の実習にも関わらず、学生たちは手際よく畑作業を進めていたように見受けられました。夏休みの間生やしておいた草をとり、肥料をまき、鍬で耕うんし、ハクサイの苗を植え付け、ダイコンのタネを播きました。その様子を見て、私が1年生のときも恵泉の有機栽培で作ったハクサイとダイコンはとても美味しかったことを思い出しました。
春学期に引き続き、秋学期も1年生の皆さんにとってより深い学びになるような授業づくりの一助になれたらなと思います。

社会園芸学科4年 M.A.

「生活園芸Ⅰ」では、ジャガイモ畑の後作に、ダイコンとハクサイを栽培します。春学期、ジャガイモを収穫後、敷き草などで地面を覆ってある程度草を抑えつつ、夏休み中も畑を裸にせず、草を生やしています。お蔭で、地上も地中も、虫やミミズ、微生物など多様な生きもので大賑わいです。これらの生きものが豊かな土を育みます。
秋学期も刈った草を敷き草にします。草を敷いたところは、クモの居場所にもなっています。

施肥、耕うん
ハクサイ植え付け
ハクサイ植え付け、ダイコン播種