「生活園芸Ⅰ」唯一の花栽培スタート!!

「生活園芸Ⅰ」の授業では、年間を通して11種類ほどの野菜と、そして唯一の観賞用植物、「ムギワラギク」を栽培します。ムギワラギクは、夏から秋に花を収穫して乾燥させておき、そのドライフラワーを使って12月に壁飾りを作ります。そのために、春から栽培がはじまるのです。

まずは、畑づくり。雑草を根っこから抜いて、肥料を施し、しっかり耕します。5月中旬、小さな種子を畑に直接播くので、土が細かくなるまで、丁寧に行います。私たちが播くのは、代々受け継がれてきた自家採種の選抜種子! 夏にかわいらしい花をたくさん咲かせるのを楽しみに、がんばりましょう。

1回目の授業で植えたジャガイモは、小さな芽が出始めました。まず「出てるー!」「出てなーい!」と歓声があがります。よーく見てみると小さな芽が出ていて、ほっとしたり、隣の畑と見比べて心配になったり、ほっとしたり...。
ジャガイモ収穫に至る大きな一歩を、顔を近づけて、よーく観察していました。横1列に並び、しゃがんで観察している様子は、まるでさるかに合戦のかにさんが芽が出るのをじっと見守っているようでした。

さるといえばキジ!教育農場では、この時期になると「ケーンケーン」とキジの鳴き声が聞こえます。丘の上の農場には、よく顔を出すようです。胸をはって、りりしいお姿!!学生にも顔を見せてくださいね!

  • よーく耕して!
  • ムギワラギクの花
  • ジャガイモの芽
  • よーく観察
  • 丘の上のキジ