心と体で勉強 ― これが恵泉の学び。


国際社会学科(2016年度入学生まで)卒業生

私の大学生活は、毎日ひたすら勉強をしていた、という印象です。勉強は、基本的には嫌いでした。でも恵泉に入ったら、知らず知らずその気になっていたのです。

就職活動や卒論の原点になったのは、堀先生のゼミ・東南アジアでした。3年次の夏には、好奇心でインドネシア短期FSに参加しました。そこでは日本ではできない、多くの貴重な体験をすることができました。このFS参加は、就職にも役立ったと思います。ほかの学校ではあまり体験できないことなので、面接官にもよく質問されました。

私は恵泉には、指定校推薦で入学しました。高校の時は本当に成績が悪く、大学に入ってからも、授業についていけないんじゃないかとか、卒業できないんじゃないかなど、とても不安でした。

でも、大学に入って感じたことは、大学と高校の勉強の仕方は違う。机に向かってノートをとったり、暗記するのが勉強ではない、ということです。推薦だから、勉強ができないから、は関係ないのです。興味があるものにくらいつき、心と体で勉強する。これが私が恵泉の大学生活4年間で学んだことです。

私の幼いころからの夢は、「ホテルの人」になることでした。
恵泉に入り、かけがえのない先生方や多くの友達のおかげで、無事にこの夢をかなえることができました。

君島久美子さん 株式会社プリンスホテル勤務(国際社会文化学科08年卒)