現代社会学科(2016年度入学生まで)

ディプロマ・ポリシー

1.現代の社会問題・環境問題について、グローバルで多角的な視野から構造を把握するとともに、その問題が現れる現場に寄り添いながら理解を深める。[問題認識・理解]

2.さまざまな環境に身を置き、いろいろな人びと出会う中から、多様性を認め合う価値観に基づき、1人ひとりが自立しながら人びとが共生する社会を構想できる。[社会構想]

3.現代社会におけるメディアやアーキテクチャーの重要性を意識しながら、人と人・人と自然が持続的に共生していくために、時代に合った新たな仕組みを提案できる。[対案発信]

4.社会問題の解決に関わる実践的な知とスキル、さらに行動力とコミュニケーション力を身につけ、必要に応じて社会を変えていくために力を発揮できる。[問題解決]

カリキュラム・ポリシー

1.現代社会の複雑な問題を題材にして、文系・理系の枠を超えて、環境学・社会学・メディア研究(自然・社会・メディア)の視点から、物事を総合的に捉える力を身につける。

2.他者の立場から社会や環境について考えられるように、現実の社会の中で学ぶこと、体験を通して学ぶことを積極的にすすめる。

3.学んだことを積極的に社会へ発信していくことで、理解を深めるとともに表現力やコミュニケーション力を養う。

4.現代社会のニーズに応えるために、最新の知識や動向に触れる機会を求め、問題の本質を深く考える。

アドミッション・ポリシー

1.現代社会に特徴的な問題(食と環境、メディアとコミュニケーション、多様性と共生社会など)に興味・関心があること。

2.人と人、人と自然が豊かに共生する社会をめざして、他者の声に耳を傾けるとともに積極的に情報発信する意志を持っていること。

3.さまざまな人びととのコミュニケーションを通して、よりよい共生社会の実現にむけて、その仕組みを変えていくために努力できること。

現代社会学科とは

自然・メディア・社会の関係性を見つめ、真に豊かな社会の実現をめざす

現代社会学科では、食と環境の問題、メディアとコミュニケーションの問題、さまざまな背景を持つ人々が共生する社会の問題など、現代に特徴的な問題を手がかりにして社会のあり方を考えます。環境学・社会学・メディア研究などの視点から社会を多角的にとらえて、時代に即した仕組みを提案し、多様な人びとと共に社会を変えていく女性となるための場と機会を提供します。カリキュラムは、さまざまな「現場」での実習、地域支援プロジェクトへの参加、演劇的ワークショップ体験、映像メディア制作などを大胆に取り入れた、現代的な課題に応える実践的内容です。環境問題や社会問題への関心が高く、メディアの力も使って社会の仕組みを変えたいという意欲のある人を歓迎します。

こんな人におすすめ!
  • 地球を取り巻く環境問題に関心がある
  • メディアを活かして社会を良くしたい
  • 競争社会よりも共生社会を作り出したい

学びのポイント

01食と環境

私たちのいのちは、食を通して環境とつながっている

いのちを育む食べ物は、自然の恵みに支えられ、人の手を経て私たちの口に入ります。食を手がかりに、食と生活と自然を維持できる持続可能な社会環境をつくっていくにはどうしたらいいのか考えましょう。

02メディアとコミュニケーション

私たちと世界をつなぐ、情報・メディアについて学ぶ

マスメディアをはじめ、Twitterや Facebookのようなソーシャルメディアの歴史を学びます。必要な情報を正しく受け取る能力を養い、自らが有用な情報の発信者となるコミュニケーション技術を身につけます。

03共生社会

グローバルな視点で考える、多様な人々がともに生きる社会

私たちは地域コミュニティに生活していますが、その生活もさまざまな歴史・文化・宗教などをもった世界各地の人たちとつながっています。映像制作の授業飲料水の成分分析ミツバチの飼育を通したまちづくり私たちの生活の土台をグローバルな視点から考えましょう。


学びのキーワード

学びのキーワード