有機農業実践講座(春)-恵泉流有機園芸Ⅰ-水曜コース

主催:研究機構 講師: 菊地 牧恵  

畑の授業、「生活園芸Ⅰ」を1年生の必修科目としている恵泉。「循環」「共生」「多様性」を基本とした有機園芸で野菜を育てながら、地域資源を活用し、化学肥料や農薬が要らない、自然循環機能を活かした有機栽培で野菜を育てることが、なぜ、SDGsの目標達成につながるのか学びます。自分で大地を耕し、野菜のタネを播き、収穫して食べてみたい、今まで野菜を育てたことはないけれど・・・そんな方にピッタリです。
 授業と同じように二人一組で決められた区画を耕し、野菜を育てて、収穫して持ち帰って食べる。収穫物を一緒に食べることを楽しむ、等など「生活園芸」の授業を追体験していただきます。そして、有機園芸を楽しみながら、土の健康と人の健康、コミュニティのあり方、食と農など、持続可能な社会について、一緒に考えてみませんか。ご家族・お子さん連れでの参加も大歓迎です。
*土曜コースと同じ内容になります。

◆栽培予定の作物:ジャガイモ、キュウリ、サトイモ、ショウガ、サツマイモ、ムギワラギク

◆扱うトピックス:土づくりと資源循環、コンパニオンプラントと農業生物多様性、草マルチと緑肥、タネの話、自給と食料問題

*なお、サトイモ、ショウガなど講座の期間中に収穫できない作物については、11月頃に別途「収穫感謝イベント」を開催し、収穫物を食する機会を設ける(希望者のみ対象、参加費別途徴収の)予定

※4/10,5/29,6/12,6/26,7/17は、恵泉流有機園芸Ⅱと同時開催。
講義は一緒に受け、実習は別々に行います。

◆指定教科書・参考図書・各回共通の持ち物
【持ち物】動きやすい服装、帽子、飲み物、筆記用具、手袋、収穫袋、天候次第で雨合羽
【注意】作業着はできるだけ黒色や濃紺の色の物は避けて下さい。
【テキスト】澤登早苗「教育農場の四季」コモンズ   

時間・曜日

◆ 開催時間:10:30~12:30
◆ 開催曜日:水曜日

日程

  • 第1回 畑作り・種まき

  • 開催日:2024年4月10日

  • ジャガイモの植え付け(植え方で収量の変化を予測する)
    4月からの種まきで十分育つキュウリの種まき
    夏野菜定植の為の畑作り
  • 第2回 畑の循環・夏野菜の定植

  • 開催日:2024年5月8日

  • キュウリ支柱立て、定植
    ジャガイモ芽かき及び土寄せ
    ムギワラギク播種
  • 第3回 サトイモ播種、サツマイモの植え付け、夏野菜の管理

  • 開催日:2024年5月29日

  • サトイモとサツマイモの植え付け
    定植した苗類の除草、誘引、追い播き
  • 第4回 夏野菜の管理

  • 開催日:2024年6月12日

  • 夏野菜の管理のポイント(雑草管理・水やりなど)
    各班の畑の管理
  • 第5回 地域の資材を利用したマルチングの意義

  • 開催日:2024年6月26日

  • 地域にある材料(剪定枝と竹チップ)を活用した持続可能な農業様式
  • 第6回 ジャガイモの収穫

  • 開催日:2024年7月17日

  • ジャガイモの収穫、収量調査
    晴天時はソーラーパネルを使用して、畑にて味見をする
    自家採種の方法(キュウリのタネの採種)
    振り返り

    材料費:交流会お茶代 300円

講義データ

講義名 有機農業実践講座(春)-恵泉流有機園芸Ⅰ-水曜コース
講師 菊地 牧恵
講座番号 224762
定員 20名
期間 2024年4月10日から 2024年7月17日 (全6回)
受講料(材料費・費用) 全回申込のみ
全6回:18,000 円
親子での参加可。お子さま(18歳以下、高校生まで)1名につき9,000円
例:大人1名(18,000円)とお子さま1名(9,000円)での参加の場合、受講料27,000円
*ご友人同士でのご参加の場合は1名ごとに18,000円となります。
*お子さまのみのお申込みはできません。
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お申し込みについて

受付中  申込締切:2024年4月8日(月)
  • WEBサイトから申し込む

詳しいお申し込みの手順、受講料のお支払い方法等は受講手続きのご案内ページをご覧ください。
※申込締切日は各講座により異なりますのでご注意ください。

【講師紹介】

菊地 牧恵

恵泉女学園短期大学卒業後、1990年度より恵泉女学園教育農場で授業「生活園芸」や多くの園芸教育課外活動に携わる。2020年度より恵泉女学園大学助教。澤登教授とともに、「生活園芸Ⅰ」の教育プログラム開発、エディブル・オーガニック・コミュニティガーデン、竹チップ段ボールコンポスト等に取り組む。「生活園芸」「社会園芸実践」等の体験学習の科目を担当。