恵泉流有機園芸から学ぶSDGs （有機農業実践編①）

講師： 澤登　早苗 　

畑の授業、「生活園芸Ⅰ」を１年生の必修科目としている恵泉。「循環」「共生」「多様性」を基本とした有機園芸で野菜を育てながら、地域資源を活用し、化学肥料や農薬が要らない、自然循環機能を活かした有機栽培で野菜を育てることが、なぜ、SＤＧｓの目標達成につながるのか学びます。自分で大地を耕し、野菜のタネを播き、収穫して食べてみたい、今まで野菜を育てたことはないけれど・・・そんな方にピッタリです。授業と同じように二人一組で決められた区画を耕し、野菜を育てて、収穫して持ち返って食べる。収穫物を一緒に食べることを楽しむ、等など「生活園芸」の授業を追体験していただきます。そして、有機園芸を楽しみながら、土の健康と人の健康、コミュニィーのあり方、食と農など、持続可能な社会について、ＳＤＧｓとの関係について、一緒に考えてみませんか。ご家族で、あるいはお子さん連れでの参加も大歓迎です。

◆栽培予定の作物：キュウリ、インゲン、ルッコラ、サトイモ、ショウガ、ジャガイモ、パクチー、ナスタチウム、クウシンサイ、ダイズ等　

◆扱うトピックス：土づくりと資源循環、コンパニオンプラントと農業生物多様性、草マルチと緑肥、タネの話、自給と食料問題　　

＊なお、サトイモ、ショウガなど講座の期間中に収穫できない作物については、11月頃に別途「収穫感謝イベント」を開催し、、収穫物を食する機会を設ける（希望者のみ対象、参加費別途徴収の）予定

◆指定教科書・参考図書・各回共通の持ち物
【持ち物】テキスト：動きやすい服装、帽子、飲み物、筆記用具、手袋、収穫袋、交換用マスク
【注意】作業着はできるだけ黒色や濃紺の色の物は避けて下さい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【コロナ感染防止対策】参加に際しては日常的に体調管理に務めていただき発熱や体調不良の際は、参加を控えていただきます。また、講座中も常時マスクを着用していただけますようご協力ください。　

時間・曜日

◆ 開催時間：10:00~11:30
◆ 開催曜日：土曜日

日程

  • 第1回　有機質肥料、地域内資源の活用

  • 開催日：2022年6月4日

  • キュウリ定植①、インゲン定植・播種、ルッコラ播種、サトイモ・ショウガ植え付け、ジャガイモ芽欠き・追肥・土寄せ

  • 第2回　コンパニオンプランツ、共生、 生物多様性

  • 開催日：2022年6月18日

  • キュウリ定植②、パクチー・ナスタチウム定植、クウシンサイ定植

  • 第3回　草マルチ、緑肥

  • 開催日：2022年7月2日

  • キュウリ誘引、サツマイモ・サトイモ・ショウガのマルチング

  • 第4回　自家採種、タネの問題

  • 開催日：2022年7月16日

  • ジャガイモ収穫、ダイズ播種

  • 第5回　自給、生産と消費

  • 開催日：2022年7月30日

  • キュウリ・パクチー・インゲン・ルッコラ・クウシンサイ収穫

講義データ

講義名 恵泉流有機園芸から学ぶSDGs （有機農業実践編①）
講師 澤登　早苗
講座番号 222714
場所・交通アクセス 本学・多摩キャンパス　丘の上の畑
恵泉女学園大学の交通案内
定員 15組（家族での参加可）名
期間 2022年6月4日から 2022年7月30日 （全5回）
受講料（材料費・費用） 全回申込のみ
全5回：15,000 円
（ご家族2人以上での参加の場合は20,000円）
＊ご友人同士でご参加の場合は1名ごとに15,000円となります。
友人にすすめる メールを送る（メールソフトが起動します）

お申し込みについて

受付終了 開講決定 　申込締切：2022年6月2日（木）

詳しいお申し込みの手順、受講料のお支払い方法等は受講手続きのご案内ページをご覧ください。
※申込締切日は各講座により異なりますのでご注意ください。

【講師紹介】

澤登　早苗

本学人間社会学部教授、教育農場長、多摩市農業委員、元日本有機農業学会会長