有機園芸実践講座-タネから野菜を育てて楽しみながら、持続可能な社会について考えるシティーファーマーをめざして-

畑の授業、「生活園芸Ⅰ」が1年生の必修科目となっている恵泉。「循環」「共生」「多様性」を基本とした有機園芸を通じて、化学肥料や農薬が要らない、自然循環機能を活かした有機栽培の基礎を学び、暮らしと社会を豊かにする術を学びます。二人一組で決められた区画を耕し、野菜を育てて、収穫し、持ち返って食べる、あるいはその場で収穫物を食べる、等など「生活園芸Ⅰ」の授業を追体験していただきます。自ら大地を耕し、野菜のタネを播き、収穫して食べてみたい、今まで野菜を育てたことはないけれど・・・そんな方にピッタリです。 同時に、キャンパスの落ち葉でつくった自家製腐葉土にタネを播き、自家採種にもチャレンジしながら、「タネ(在来種や遺伝子組み換えなど)」、「土と内臓」、「土と微生物」についても考えてみます。有機野菜づくりを楽しみながら、土の健康と人の健康、コミュニティーのあり方、食と農など、持続可能な社会について共に考え、自分だけでなく、社会のために、将来の子どもたちのために、何が出来るか考えて行動できるシティファーマーになるための講座です。