今、平和を考える 第4回 -戦後日本はアジアとどう向き合ってきたのか-

主催:研究機構 講師: 内海 愛子  

戦後、日本はアジアとどう向き合ってきたのか――

戦後75年、日本は平和の道を捨て、再び戦争ができる国へと大きく舵を切っています。今平和を守れなければ、再び戦禍を被る戦争の時代を歩むかもしれません。いまこそ、平和を目指す恵泉教育の原点に戻り、平和とは何かを考える様々なテーマを取り上げ、深く議論していきます。恵泉女学園大学の名誉教授・内海愛子先生をお迎えします。 内海先生は、在日コリアンやマイノリティ問題を中心に戦前と戦後、日本社会はアジアとどう向き合ってきたのか、その根底にある政策と意識を分析してこられました。

◆指定教科書・参考図書・各回共通の持ち物
参考文献: 『朝鮮人BC級戦犯の記録』(勁草書房1982年、のち岩波現代文庫2015年)、『戦後補償から考える日本とアジア』(山川出版社2002年)、『戦後責任―アジアのまなざしに応えて』(共著 岩波書店2014年)、『歴史を学び今を考える 戦争そして戦後』(共著 梨の木舎2017年)

時間・曜日

◆ 開催時間:13:40~15:10
◆ 開催曜日:木曜日

日程

  • 第1回 「ポツダム宣言」を読む

  • 開催日:2018年10月4日

  • 第2回 敗戦と引き揚げ

  • 開催日:2018年10月11日

  • 第3回 戦争裁判――東京裁判は何を裁き何を裁かなかったのか

  • 開催日:2018年10月18日

  • 第4回 BC級戦争裁判――ドラマ「わたしは貝になりたい」

  • 開催日:2018年10月25日

  • 第5回 遺骨の戦後史

  • 開催日:2018年11月1日

  • 第6回 サンフランシスコ講和体制を考える朝鮮戦争と「対日講和7原則」

  • 開催日:2018年11月8日

  • 第7回 対日平和条約と日米安保条約

  • 開催日:2018年11月15日

  • 第8回 アジアの被害者の声を聞く――戦後補償運動の中から

  • 開催日:2018年11月22日

講義データ

講義名 今、平和を考える 第4回 -戦後日本はアジアとどう向き合ってきたのか-
講師 内海 愛子
講座番号 118536
場所・交通アクセス 本学・多摩キャンパス
恵泉女学園大学の交通案内
定員 20名
期間 2018年10月4日から 2018年11月22日 (全8回)
受講料(材料費・費用) 全回申込のみ
全8回:16,000 円
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お申し込みについて

受付終了 開講決定  申込締切:2018年9月24日(月)

詳しいお申し込みの手順、受講料のお支払い方法等は受講手続きのご案内ページをご覧ください。
※申込締切日は各講座により異なりますのでご注意ください。

【講師紹介】

内海 愛子

うつみ あいこ 恵泉女学園大学名誉教授。早稲田大学第一文学部、同大学院文学研究科社会学専攻修了。1975年から2年間、インドネシア国立パジャジャラン大学講師。恵泉女学園大学教授、早稲田大学大学院客員教授などを経て、現在、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長。 著書『朝鮮人BC級戦犯の記録』(勁草書房1982年、のち岩波現代文庫2015年)『戦後補償から考える日本とアジア』(山川出版社、2002年)『戦後責任―アジアのまなざしに応えて』(共著 岩波書店 2014年)『歴史を学び今を考える 戦争そして戦後』(共著 梨の木舎2017年)などがある。

コーディネーター :李 泳采(い よんちぇ)
   恵泉女学園大学 人間社会学部准教授