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「アバター」

年末年始にかけて、「出不精」本領発揮の冬休みでしたが、唯一見た映画がこの「アバター」です。大スペクタクルのSF映画で、3D映画の迫力も手伝って息もつかせぬ2時間40分でした。この映画の主人公は負傷で下半身不随となった元海兵隊員。彼は任務を与えられた惑星「パンドラ」で現地人「ナヴィ」にそっくりに作られた体を借りて活動します。カプセルの中で足のきかない体を横たえ眠る間、意識は人造のナヴィの体を借りて思うままに飛び回り、目覚めるとまた不自由な体に戻り。それを繰り返しているうちに本当に生きたい「自分」がわからなくなってくる彼は・・・。というストーリー自体もスリリングなものでした。「アバター」とはもとは「化身」という意味のサンスクリット語なのだそうです(Japan Knowledgeより)。しかし最近ではインターネットの「仮想空間における自分の化身」という意味も加わっており、確かに体の不自由もなく本来の自分と全く違った姿で走り回る主人公とその惑星ナヴィはインターネットの仮想空間の実写版の様でもあります。さて彼が最後に選ぶ「自分」とは?・・・。この答えは映画館でぜひ!(A)

 

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