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iPad発売

日本でも本日(5月28日)8時からiPadが発売されました。ここ2~3日のニュースを見ていると、すごい人気ですね。英文のコンテンツが充実しているのは聞いていましたが、日本語のコンテンツが今後どのくらい増えるのでしょう。講談社が京極夏彦さんの「死ねばいいのに」(これもすごいタイトルです)を6月から配信とのことですが、今後どれくらいの会社が参入してくるかも興味のあるところです。(下世話な話ですが、1タイトルのお値段も。)

本体700グラムと軽いことは、とても魅力です。その中に何冊もの「本」のデータが入っていて、iPadさえ持っていれば、読みたいときにその本を読める、というのも、いいなぁと思います。が、私が古い人間なのでしょうか、本を読んだ記憶というのは、目と頭だけではなく、手や鼻にもあるように思うのです。読んだ本の触感や匂いが記憶と結びついている感じがします。だから、どの本を読んでも手が覚えている感触がiPadのものだけ、というのが少し残念な気がします。同じようなことをレコードからCDへと移行したときにも感じたので、そのうち馴れていくのでしょうが、その「馴れ」に慣れたくない自分も確かに存在します。

携帯電話やパソコンでは通信環境やOSが変わったり、部品が入手できなくなると機種変更を余儀なくされます。それに壊れたりした場合に、これまでの購入したコンテンツのデータはどうなるのでしょうか?再ダウンロードできるのでしょうか?それとも買いなおし?さて、iPadはどのくらい長く使うことができるのでしょうね。(N)

 

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